本作に“製作総指揮”としてクレジットされているトレ・ピアートは、原作との出会いと映画化に至った経緯について、「3年前に学校の宿題でこの小説(「The War With Grandpa」※ロバート・キンメル・スミス著)を読みました。うちでは原作がある映画を見る場合、まず原作を読んでから映画を見るという決まりになっています。だから小説を読んだ後、映画を見るのを楽しみにしていたんです」と話す。
この「The War With Grandpa」は、トレだけでなく多くの子どもたちの心を鷲掴みにした。この反応を見て、製作のマーヴィン・ピアートとローザ・ピアートはこのプロジェクトを本格的に始動させた。しかも、トレはアイディアを出しただけで名前がクレジットされているわけではなかった。父マーヴィンは、本作の製作過程全てにトレを関わらせようと早くから決めていたという。