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エディ・レッドメイン、『リリーのすべて』でトランスジェンダー女性を演じたことは「間違いだった」

2016年に主演作『リリーのすべて』の演技が高い評価を受け、アカデミー主演男優賞にノミネートされたエディ・レッドメイン。

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エディ・レッドメイン Photo by Dia Dipasupil/Getty Images
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  • エディ・レッドメイン-(C)Getty Images
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2016年に主演作『リリーのすべて』の演技が高い評価を受け、アカデミー主演男優賞にノミネートされたエディ・レッドメイン。同作で、エディは世界で初めて性適合手術を受けたトランスジェンダー女性の一人であり、実在した人物リリー・エルベを演じた。シスジェンダー(ジェンダー・アイデンティティと出生時に割り当てられた性が一致する人)でありヘテロセクシャルのエディが、トランスジェンダーのリリーを演じることは、当時から一部で批判が上がっていた。これに対して、エディは現在の心境を「サンデー・タイムズ」紙に次のように語っている。

「いまだったら、あの役を引き受けることはしないでしょう。私はあの映画を、誠心誠意を尽くして作りましたが、間違いだったと感じています」。

『リリーのすべて』が製作される前年、エディは『博士と彼女のセオリー』でアカデミー主演男優賞を受賞していた。それはエディが演技派の俳優であることを証明し、『リリーのすべて』のオファーがきた理由の多くを占めている。同作はその何年も前から映画化の企画が立ち上がっていたが、エディが主演に起用されるまで具体的な動きがなかった。そのため、エディの貢献は大きいという声もある。

しかし、エディは「キャスティングにまつわるフラストレーションについて大きな議論になるのは、ほとんどの人が声を聞いてもらえる立場にないからです。平準化が必要です。そうでなければ、私たちはこの議論を続けることになるでしょう」と、より多様な声を聞き、彼らの物語を伝える必要性を説いた。


【更新】11月24日10:15 シスジェンダーの説明内容を一部訂正しました。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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