Customer Review ⁄⁄
結末のわかっていることはつらいのだけれど
おすすめ度:
もちろんのこと、上から読んだ。
そして、いろんなことを考えたことを考えた。
http://cat-cradle.air-nifty.com/cats_cradle/2009/06/post-b196.html
<上>では、未だ高杉の高杉らしいところが、まだおぼろげで、歴史の舞台への胎動である印象を受けた。
しかし、この<下>では、まさに(歌舞伎の声かけのように)「待ってました」と言いたくなる瞬間になった。
現実に、吉田松陰も、本書主人公の高杉晋作も、歴史上ではほんの数年の爆発するような短い期間の生でしかない。ほかにも多くの者達が、驚くほど若く、驚くほど短い間に散っていってしまっている。
私たちは、言われなくとも高杉の死の時期を知っている。
それがページを繰るに従って刻一刻と近くなるのがつらい。
とはいえ、龍馬の壮絶な死に比べ、高杉の死が、もちろん惜しい、惜しくて仕方ないにもかかわらず、高杉らしく幸せに安らかであったろう事が私たちの心を和ませる。
歴史的な事実をきちんと押さえ、大げさな作り話を排除した硬筆の文章であるにもかかわらず、いやだからこそか、高杉の魅力を余すところなく、高潔に語ってくれた。素晴らしい作品であった(特に<下>がよかったぁ)。
極論
おすすめ度:
「明治維新は坂本竜馬が10名いても成立しなかった」作者は言うが、晋作を持ち上がる上での言葉としても、いささか極論であると感じる。
なぜ龍馬が晋作より人気なのか?
それはやはり藩の枠を超えられるか否かによるものだと思う。
世界視野の龍馬に対し、晋作はあくまで長州にこだわった。
その破天荒さは魅力なれど、その実は忠義を尽くすまじめな男であった。
本書は独特の文体で読ます力はあるが、どこか物足りなさを感じさせる。
太く短く生きる。
おすすめ度:
よく「俺は太く短く生きたい」という言葉を耳にしますが、そのような生き方にどれだけの犠牲を払わなくてはいけないのかが高杉晋作の生き方を見て分かります。この本では高杉晋作にまつわる俗説をより史実に近い形に訂正することにより、よりリアルな高杉晋作像が浮かび上がっています。
自ら「面白きことも無き世を面白く」と詠んだ詩に代表される高杉晋作の生き様と、「動けば雷電のごとく、発すれば風雨のごとし」と表された彼の行動力がいつまでも人を魅了します。
明治維新は坂本竜馬が10名いても成立しなかったと本書に書いてあります。
確かにその通りだと思います。幕末の長州藩に高杉晋作という一人の天才がいたことに我々はいくら感謝してもしすぎることは無いと思います。
”志”は時代を動かす
おすすめ度:
奇兵隊とは、武士にこだわらない軍隊。
江戸時代の階級社会で、この軍隊を創設し、長州最強の軍隊に育てる。
そして、彼の構想はただの反乱に留まらない。
藩を動かし、国を揺さぶる。
”革命”とはこういう動きをいうのだろう。
この人物に浸っていると、毎日を平凡にのんびり生きるのが嫌になる。
毎日を精一杯生きてみたい。
自分で自分の成長に驚く日々を過ごしてみたい。
おもしろき
こともなき世を
おもしろく
私も、同じように生きたくなった。
”志”は時代を動かす
おすすめ度:
奇兵隊とは、武士にこだわらない軍隊。
江戸時代の階級社会で、この軍隊を創設し、長州最強の軍隊に育てる。
そして、彼の構想はただの反乱に留まらない。
藩を動かし、国を揺さぶる。
”革命”とはこういう動きをいうのだろう。
この人物に浸っていると、毎日を平凡にのんびり生きるのが嫌になる。
毎日を精一杯生きてみたい。
自分で自分の成長に驚く日々を過ごしてみたい。
おもしろき
こともなき世を
おもしろく
私も、同じように生きたくなった。