シネマカフェ特別企画
3月23日(日)よる10:00〜start WOWOWプライムにて

〜激動の時代を生き抜く、「幸せになるための物語」とは?〜

「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」で山本周五郎賞、「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞した白石一文の傑作小説を原作に、メインキャストに永作博美と江口洋介、宮本信子を迎えて贈るWOWOW連続ドラマW「私という運命について」(3月23日放送開始)。この公開を記念して本作を大特集! ドラマの見どころはもちろん、原作者・白石一文の特別インタビューをお届けします。

白石一文原作の初映像化&豪華俳優陣 重厚な10年間の物語――その“運命”について

永作博美に江口洋介、宮本信子と実力派キャストを迎え製作された、直木賞作家・白石一文の著作の初の映像化作品となる「私という運命について」が3月23日(日)よりWOWOW連続ドラマWにて全5話で放送される。

バブルが崩壊し景気が低迷する1993年、大企業で女性総合職第1号として働くもまだまだ男性と同等に見られず、葛藤ともどかしさを抱える亜紀。彼女の29歳から40代までの約10年の歳月——時代に翻弄され、時に迷いながらも自らの生き方を選択し、歩んでいく姿をドラマは描き出す。

昨年、社会現象を巻き起こしたドラマ「半沢直樹」の半沢たちは“バブル入社組”ではあるが、彼らが銀行に入行したのはバブルの末期。この時点で本作の亜紀は29歳ということで、半沢よりもやや上の世代となる。

半沢はあくどい上司や不正と果敢に対決するが、亜紀が対峙するのは人生の選択——自らの“運命”そのもの。物語前半では特に、仕事を通じて生きがい、幸せをつかもうとする亜紀の姿が描かれるが、90年代後半、さらに2000年代と時が進み、年齢を重ねていく中で亜紀は「自分にとっての本当の幸せとは何か?」と自らに問いかけることになる。 女性の社会進出が声高に叫ばれる中で、幸せや生きがいを掴むべくもがき、前に進もうとする亜紀の姿は、おそらく第1話の当時から20年以上が経ったとはいえ、現代を生きる多くの女性の目に自分自身の物語として映るはず! かつてよりも社会の態勢が整い、女性の活躍の場が増えたとはいえ、女性の総合職の割合がまだまだ少ない職場も多く、いまなお、女性にとって「結婚」、そして年齢的なリミットのある「出産」といった選択肢は仕事とどちらを天秤にかけるか? という側面を持っている。

「人生で何を選ぶか?」という問いは、時に「何かをあきらめる」ということと同義。決して万人に共通する“正解”があるわけではないが、亜紀がステージごとに立たされる分岐点で、どんな道を選択するのかは本作の大きな見どころであり「もしもあのとき、別の選択をしていたら…」という問いは亜紀と視聴者の脳裏に常に残される。 自らの意思で道を選び、時に運命のいたずらによって大切なものを奪われ、それでも前を向いて進んでいく亜紀を演じるのは、その生き方を含め、幅広い層の女性に絶大な支持を集める永作博美。時代と共に変化していく亜紀を圧倒的な演技力でリアルに演じている。

亜紀とは結婚に至らず別れたものの、その後も亜紀の運命に大きく関わってくる同期の元恋人・佐藤康を演じるのは江口洋介。康もまた仕事を中心に生きてきた中で、様々な現実に直面し、時に荒波に飲みこまれ、自分の幸せは何かと考え、人生を選択していく。康の存在は、時に男女の違いを鮮明に浮かび上がらせ、亜紀に「誰かと共に生きること」という新たな選択肢を提示する、重要な意味を持つ。

康の母で地元・新潟で造り酒屋を切り盛りし、康と亜紀の運命的な結びつきを強く信じて疑わない佐智子には、NHKの連続ドラマ「あまちゃん」のなつばっば役でも“母”そして“女”の強さを見せつけた宮本信子が扮する。

このほか、亜紀の弟に三浦貴大、その恋人で過酷な運命を背負いつつも強く生き、亜紀を勇気づける沙織に太田莉菜と若手キャスト陣も粒ぞろい。2001年の同時多発テロ事件に2004年の新潟県中越地震など、実際の事件を背景に、実力派の俳優陣が、激動の90年代、2000年代で歳を重ねていく。

脚本を90年代前半の『南くんの恋人』『若者のすべて』、1997年の『ビーチボーイズ』、2000年代に入ってNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」とまさに本作で描かれている時代に最前線で人気ドラマを世に送り出し、近年でも「おひさま」「最後から二番目の恋」など強く生きる女性たちの姿を描いた作品が印象深い岡田惠和が執筆していることも注目のポイント。 この時代を実際に亜紀のように生き抜いた女性はもちろん、社会に出たばかりの若い女性、そして男性にも楽しめる作品に仕上がっている。 連続ドラマW「私という運命について」は3月23日(日)放送開始(全5話/第1話 拡大版 無料放送)。

私という運命について特別フォトギャラリー

原作者:白石一文 インタビュー

小説家・白石一文――小説「私という運命について」で彼が描いたものは、タイトルにもある“運命”そのもの。物語を生きるのは、時代に翻弄されながらもその運命を必至に掴み取ろうとする女性・亜紀だ。誰が司ることのない、その見えない力に押し流され、後悔を抱えながらも懸命に抗い続けて生きる、彼女の29歳から40歳までの10年間の闘いを描き出す。「いつも映像化できないものを書きたいと思ってる(笑)」と語る白石氏。そんな彼の初の映像化に対する胸の内は? 主演を務めた永作博美を始めとするキャスト陣、さらには監督を務めた瀧本智行への想いとは?

page top
連続ドラマW「私という運命について」

〜激動の時代を生き抜く、「幸せになるための物語」とは?〜

「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」で山本周五郎賞、「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞した白石一文の傑作小説を原作に、メインキャストに永作博美と江口洋介、宮本信子を迎えて贈るWOWOW連続ドラマW「私という運命について」(3月23日放送開始)。この公開を記念して本作を大特集! ドラマの見どころはもちろん、原作者・白石一文の特別インタビューをお届けします。

白石一文原作の初映像化&豪華俳優陣 重厚な10年間の物語――その“運命”について

永作博美に江口洋介、宮本信子と実力派キャストを迎え製作された、直木賞作家・白石一文の著作の初の映像化作品となる「私という運命について」が3月23日(日)よりWOWOW連続ドラマWにて全5話で放送される。

バブルが崩壊し景気が低迷する1993年、大企業で女性総合職第1号として働くもまだまだ男性と同等に見られず、葛藤ともどかしさを抱える亜紀。彼女の29歳から40代までの約10年の歳月——時代に翻弄され、時に迷いながらも自らの生き方を選択し、歩んでいく姿をドラマは描き出す。

昨年、社会現象を巻き起こしたドラマ「半沢直樹」の半沢たちは“バブル入社組”ではあるが、彼らが銀行に入行したのはバブルの末期。この時点で本作の亜紀は29歳ということで、半沢よりもやや上の世代となる。

半沢はあくどい上司や不正と果敢に対決するが、亜紀が対峙するのは人生の選択——自らの“運命”そのもの。物語前半では特に、仕事を通じて生きがい、幸せをつかもうとする亜紀の姿が描かれるが、90年代後半、さらに2000年代と時が進み、年齢を重ねていく中で亜紀は「自分にとっての本当の幸せとは何か?」と自らに問いかけることになる。 女性の社会進出が声高に叫ばれる中で、幸せや生きがいを掴むべくもがき、前に進もうとする亜紀の姿は、おそらく第1話の当時から20年以上が経ったとはいえ、現代を生きる多くの女性の目に自分自身の物語として映るはず! かつてよりも社会の態勢が整い、女性の活躍の場が増えたとはいえ、女性の総合職の割合がまだまだ少ない職場も多く、いまなお、女性にとって「結婚」、そして年齢的なリミットのある「出産」といった選択肢は仕事とどちらを天秤にかけるか? という側面を持っている。

「人生で何を選ぶか?」という問いは、時に「何かをあきらめる」ということと同義。決して万人に共通する“正解”があるわけではないが、亜紀がステージごとに立たされる分岐点で、どんな道を選択するのかは本作の大きな見どころであり「もしもあのとき、別の選択をしていたら…」という問いは亜紀と視聴者の脳裏に常に残される。 自らの意思で道を選び、時に運命のいたずらによって大切なものを奪われ、それでも前を向いて進んでいく亜紀を演じるのは、その生き方を含め、幅広い層の女性に絶大な支持を集める永作博美。時代と共に変化していく亜紀を圧倒的な演技力でリアルに演じている。

亜紀とは結婚に至らず別れたものの、その後も亜紀の運命に大きく関わってくる同期の元恋人・佐藤康を演じるのは江口洋介。康もまた仕事を中心に生きてきた中で、様々な現実に直面し、時に荒波に飲みこまれ、自分の幸せは何かと考え、人生を選択していく。康の存在は、時に男女の違いを鮮明に浮かび上がらせ、亜紀に「誰かと共に生きること」という新たな選択肢を提示する、重要な意味を持つ。


康の母で地元・新潟で造り酒屋を切り盛りし、康と亜紀の運命的な結びつきを強く信じて疑わない佐智子には、NHKの連続ドラマ「あまちゃん」のなつばっば役でも“母”そして“女”の強さを見せつけた宮本信子が扮する。

このほか、亜紀の弟に三浦貴大、その恋人で過酷な運命を背負いつつも強く生き、亜紀を勇気づける沙織に太田莉菜と若手キャスト陣も粒ぞろい。2001年の同時多発テロ事件に2004年の新潟県中越地震など、実際の事件を背景に、実力派の俳優陣が、激動の90年代、2000年代で歳を重ねていく。

脚本を90年代前半の『南くんの恋人』『若者のすべて』、1997年の『ビーチボーイズ』、2000年代に入ってNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」とまさに本作で描かれている時代に最前線で人気ドラマを世に送り出し、近年でも「おひさま」「最後から二番目の恋」など強く生きる女性たちの姿を描いた作品が印象深い岡田惠和が執筆していることも注目のポイント。 この時代を実際に亜紀のように生き抜いた女性はもちろん、社会に出たばかりの若い女性、そして男性にも楽しめる作品に仕上がっている。 連続ドラマW「私という運命について」は3月23日(日)放送開始(全5話/第1話 拡大版 無料放送)。

私という運命について特別フォトギャラリー

原作者:白石一文 インタビュー

小説家・白石一文――小説「私という運命について」で彼が描いたものは、タイトルにもある“運命”そのもの。物語を生きるのは、時代に翻弄されながらもその運命を必至に掴み取ろうとする女性・亜紀だ。誰が司ることのない、その見えない力に押し流され、後悔を抱えながらも懸命に抗い続けて生きる、彼女の29歳から40歳までの10年間の闘いを描き出す。「いつも映像化できないものを書きたいと思ってる(笑)」と語る白石氏。そんな彼の初の映像化に対する胸の内は? 主演を務めた永作博美を始めとするキャスト陣、さらには監督を務めた瀧本智行への想いとは?