劇作家のドライマン(セバスチャン・コッホ)と舞台女優である恋人のクリスタ(マルティナ・ゲデック)が反体制的であるという証拠をつかむよう命じられた国家保安省局員のヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)だったが、予期していなかったことが起きる。国家を信じて忠実に仕えてきたヴィースラーだったが、いつの間にか彼らを取り巻く環境に影響を受け始め、いままで知ることのなかった新しい人生に目覚めていく…。弱冠33歳のフロリアン・ヘンケルス・フォン・ドナースマルク初監督作品。歴史学者や目撃者への取材、記録文書のリサーチに4年を費やし、人類史上最大の秘密組織“シュタージ”の内幕を暴く。
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナー
スマルク