7つの海を支配し、イギリスを「太陽の沈まない帝国」と呼ばれるまでに押し上げた、ヴィクトリア女王(エミリー・ブラント)。黄金期を夫婦で支え続けた女王とアルバート王子(ルパード・フレンド)は、19世紀当時からいまも、史上最高の理想のカップルとして、語り継がれている。しかし、真の絆を結ぶまで、2人は数々の波乱と困難を乗り越えなければならなかった。母親との確執、王室の権力争い、政治家との駆け引き、2人を引き裂く疑惑、国民の暴動。そして、ヴィクトリアに向けて放たれた、一発の銃弾…。国と愛する人に人生を捧げた美しき女王の知られざる真実の物語を描く。製作を巨匠マーティン・スコセッシが手がける。
ジャン=マルク・ヴァレ