2013年初秋、彼は生まれ育った八王子にいた。 彼の原点である「八王子」のこと、“BABYS”と呼んだファンへの想い、そして誰よりも、何よりも、大切にしていた「FUNKY MONKEY BABYS」。ファンキー加藤を構成するひとつひとつがカメラの前で語られる。人気絶頂の中、惜しまれつつ解散した「FUNKY MONKEY BABYS」のフロントマンとして、前に進む勇気の大切さを伝え、多くの人たちの背中を押し続けたファンキー加藤。そんな彼が抱える大きな不安と喪失感。解散を掲げ挑んだファイナルツアーからソロデビューを目前に控えた「誰よりも熱く、誰よりも弱い男」ファンキー加藤に約1年間に渡り密着した。
住田拓英