夏の間だけ、風花(清水富美加)は従兄弟の要(千葉雄大)と片田舎の一軒家で同居することになった。画材道具と糠どこを持って数年ぶりに現れた従兄弟に戸惑う風花。母親の仕事の都合で片田舎に暮らすハメになったイライラを要にぶつけながらも、彼が作る朝ご飯(あさはん)を通して風花の頑なな心は解きほぐされ、ひと夏の日々が輝きだす。
山岸聖太