高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった<僕>(北村匠海/小栗旬)。彼は、教え子・栗山(森下大地)と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく。膵臓の病を患う桜良が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから<僕>(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年。結婚を目前に控えた桜良の親友・恭子(北川景子)もまた<僕>と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。そして、ある事をきっかけに、桜良が12年のときを超えて伝えたかった本当の想いを知る2人――。
月川翔