他のペンギンのように歌うことは出来ないけれど、ダンスならピカイチの皇帝ペンギン、マンブル(イライジャ・ウッド)のアドベンチャー。愉快なペンギンキャラクターたちによるドラマ、コメディ、冒険、友情、ほのかなロマンス、馴染みのポピュラーソング、そして誰をも引き込む見事な踊りっぷり! 足のステップさばきや腰を振る動きはペンギンならでは。
ジョージ・ミラー
長編アニメ賞を受賞したのは、歌って踊るペンギンが大挙して登場する『ハッピー フィート』。これまで、ピクサーかジブリ、というイメージが強かった本賞でそのピクサー作品『カーズ』を押さえて受賞するという快挙となった。
今回で64回を迎えたゴールデン・グローブ賞の授賞式が行われ、最多の7部門にノミネートされていた『バベル』が見事、最優秀作品賞に輝いた。今回ゴールデン・グローブ賞を受賞したことで、現地時間23日にノミネート作品が発表されるアカデミー賞の獲得もより現実味を帯びてきたと言える。
2006年11月17日(金)より全米公開され、3週連続1位を記録した史上初の“踊るペンギンCGアニメ映画”『ハッピー フィート』。現在までに興行収入1億8,000万ドル(約212億円)を突破し、全米でこの冬No.1の大ヒットとなり、旋風が巻き起こる中、字幕版と同時公開となる日本語吹替版声優として、踊るペンギンで主人公の “マンブル”役にNEWSのメンバー手越祐也が決定した。
第64回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが12月14日(現地時間)発表された。最優秀作品賞(ドラマ部門)に見事ノミネートを果たしたのは、『バベル』『ボビー』『ディパーテッド』『LITTLE CHILDREN (原題)』『クィーン』の5本。また最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル部門)には『BORAT: CULTURAL LEARNINGS OF AMERICA FOR MAKE BENEFIT GLORIOUS NATION OF KAZAKHSTAN (原題)』『プラダを着た悪魔』『ドリームガールズ』『リトル・ミス・サンシャイン』『サンキュー・スモーキング』の5本が発表された。
今年も残すところあとわずか。映画業界はお正月映画の話題で盛り上がる中、11月NEWSアクセスランキング1位には、来年3月日本公開の“踊るベンギン・ムービー”が早くも登場。11月17日(金)全米公開初日を迎えた『ハッピー フィート』、同日に封切となった『007/カジノ・ロワイヤル』のオープニング記録4,060万ドルを上回り、見事全米初登場1位を飾った。イライジャ・ウッド、ロビン・ウィリアムズ、ニコール・キッドマンなど、豪華ハリウッドスターの声優共演が注目の本作。日本公開が待ち遠しい。
日本では来年3月に公開予定の“踊るペンギン”CGアニメ映画『ハッピー フィート』。全米では11月17日(金)より3,804館で一般公開され、公開初日3日間で4,232万ドル(日本円にして約49億5,000万円)の興行収入を記録。同日に封切となった『007/カジノ・ロワイヤル』のオープニング記録4,060万ドルを上回り、全米初登場1位となった。