優子(栗山千明)は美容師の卵。ダンサーを夢見る女友達と2人で将来の成功を目指して同居している。ある日、横浜港に到着した巨大コンテナから膨大な量の髪の毛が発見される。髪の中から見つかる少女の遺体――そこから全てが始まる。優子の働く美容室に、髪を売り歩く奇怪な男・山崎(大杉蓮)が現れる。警察の死体安置所の管理人であり、究極の髪フェチである山崎は、死後も美しい髪が生え続ける少女の死体からとった髪の毛でエクステを作る。少女の怨念がエクステに宿り、山崎のエクステをつけた客が次々と怪死していく…。
園子温