香港の高級レストランで起こった殺人事件。ベテラン刑事リン(ラム・シュー)と若手刑事ワイ(サム・リー)は犯人の殺し屋、パン(エディソン・チャン)の元に辿りつくがパンは人質をとった挙句、人質もリンも容赦なく撃ち殺す。危機を脱したパンは逃亡のさなか、ユー(ペイ・ペイ)という名の女の子に出会い恋に落ちる。ユーを連れて故郷のカンボジアへと逃れるパンだったが、復讐に燃える刑事・ワイもまた彼を追ってカンボジアへやってくる。
ソイ・チェン
昨年の東京国際映画祭でタランティーノや北野武に続く逸材だと称されたソイ・チェン監督。その過激なバイオレンス描写から“香港の三池崇史”として注目を浴びている彼の最新作『ドッグ・バイト・ドッグ』が8月11日(土)に初日を迎えた。本作でエディソン・チャン扮する殺し屋を執拗に追いつめる刑事・ワイを演じたサム・リーが来日し、舞台挨拶を行った。
『インファナル・アフェア』シリーズで注目を集め、昨年は窪塚洋介主演の『同じ月を見ている』や『頭文字(イニシャル)D THE MOVIE』など邦画話題作に立て続けに出演、本国のみならず日本でも人気急上昇中の香港若手No.1俳優、エディソン・チャン。昨年の東京国際映画祭で特別招待作品として上映された『同じ月を見ている』に続き、今年は最新主演作『ドッグ・バイト・ドッグ(原題)』がコンペティションに参加。10月26日(木)、監督のソイ・チェン、プロデューサーのサム・レオンとともに舞台挨拶に登壇した。