「友達なんか必要ない。必要な時にだけ利用するもの」。そう言い放つ、女子高生・リナ(北川景子)。そんなリナを突然の病魔が襲う――。すべてに絶望し、自ら命を絶とうとしたリナの前に現れたのは、親でもとりまき達でもなく、彼女の記憶にさえない、小学校時代の同級生・マキ(本仮屋ユイカ)だった。「私もリナちゃんと同じ痛みを味わうわ。だって、友達だから…」そう叫んだマキは自らの胸にナイフを突き立てた…。「Deep Love」で社会現象を巻き起こしたベストセラー作家Yoshiの同名小説の映画化。
両沢和幸