数多くのミュージシャンを通じて、“氷の国”・アイスランドの音楽シーンを描き出したドキュメンタリー映画。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などで女優としての一面も見せた、アイスランドを代表するシンガー・ビョークも、本作では純粋にミュージシャンとして出演している。人口30万人ながら90の音楽学校、6,000人の合唱団員、400のオーケストラを抱える知られざる音楽大国・アイスランドの音楽シーンがつぶさに描かれる。
アリ・アレクサンダー
果てしなく続く氷壁と雪に覆われたこの島に、どのようにして音楽の女神は舞い降りたのか——? 世界的に活躍する歌姫・ビョークやシガー・ロス、カラシといった人気ミュージシャンを輩出してきたアイスランド。人口わずか30万人、北海道と四国を合わせたほどの大きさのこの国には、90もの音楽学校、6,000人を超える合唱団員、400のオーケストラが存在する。その豊かな音楽的土壌がいかにして育まれたのか? この夏公開されるドキュメンタリー映画『スクリーミング・マスターピース』はその答えの一端を明かしてくれる。