
| 緒方明 | |
| 小西真奈美、岡田義徳、村上淳、岸部一徳、山口紗弥加、倍賞美津子 |
小巻は下町育ちの31歳。年下のダメ夫に愛想をつかし、娘・のんちゃんを連れて実家に戻った。親に迷惑をかけまいと仕事を探すが短大出の無資格・コブツキでは思うような職はなく、ようやく見つけたパートの仕事もすぐクビになる始末。自分の不甲斐なさに落ち込む小巻だったが、たまたま娘に連れられて入った居酒屋で人生を変える“サバの味噌煮”と出会う!
2009年9月26日より有楽町スバル座ほか全国にて公開
2009,日本,キノフィルムズ
© 2009「のんちゃんのり弁」製作委員会
なかなか笑えたし、ただゆるーい映画なのではなくて、ぐさりとくる所もあって、なかなか面白かったです。
主演の小西真奈美さんには驚きました。もちろん良い意味で。
今まで、「綺麗なおねえさん」ってイメージが強かったのですが、
今作では結構…ていうか、かなり「はっちゃけ」てます。(はっちゃけるって正しい日本語なのかな?)
とにかく、ハマり役だったと思います。
そこまでやるか?!と思っていたら、エンドロールで一応スタントの名前が出てて、がっかりしたような、ホッとしたような。(どういうことかは作品を観れば分かると思いますが。)
小西さんが演じた、主役の小巻はかなり奔放な性格。
自分がこうと思ったら、後先考えず、自分の意志に忠実に行動しちゃう。
子持ちとは思えない自由さ。
そこが短所でもあり、長所でもある。
小巻もかなりの世間知らずで、怖いもの知らずですが、
岡田義徳さんが演じた、小巻が「捨ててきた」夫はそれを上回るダメ夫です。
両親から与えられた家と生活費で生活している、自称・作家。
そのダメっぷりが笑える。
小巻より少しは世間が「見えている」はずなのですが、見て見ぬふりなのか、なんなのか。
小巻とダメ夫の娘、のんちゃんは可愛らしかった♪
両親よりむしろ大人です。
そして、何より良かったのは岸部一徳さん。
周りでみんながワーワーやっている中、1人冷静で、今作の引き締め役でした。
岸部さん演じる居酒屋の店主との出会いが、
小巻(と、もしかしたら小巻の周囲の人たち)の「人生の転機」になります。
私も含めてですが、現代は大人になれていない大人ばっかり!(現代以外の時代は知らないけど。)
年齢だけは重ねて、中身は子供のままって人が多いと思います。
そういう意味で、世相を反映した映画ではないかと。
岸部さんが演じた居酒屋の店主のような本物の「大人」が、日本には必要です。(笑)
それにしても、小巻の作るのり弁ってかなり手が込んでて美味しそうなんですよね…。
毎朝あんな風に手の込んだ、最初から最後まで手作りにこだわったお弁当が作れるなんて!
そんなお母さんって、すごすぎる!
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