退役軍人(トミー・リー・ジョーンズ)の息子(ジョナサン・タッカー)は、イラクの最前線からアメリカに帰国した直後に軍隊から脱走する。地元警察の捜査官(シャーリーズ・セロン)の助けを借りて父は息子を探しだそうとするが、そこにはある秘密が隠されていた。真実を追い求めるにつれて、父親の知らない息子の素顔が明らかになっていく…。
ポール・ハギス
“芸術の秋”真っ盛り、映画鑑賞にぴったりのいま、シアターN渋谷では、3週間にわたって厳選した過去の傑作映画を2本立てで上映する「傑作は劇場でつかめ!2本立て3Weeks」を開催中。観たかったけどつい見逃してしまった映画がある——。そんな方に最適の、名作がリーズナブルに楽しめる機会となっている。
個性派俳優としてはもちろん、缶コーヒーのCMで、“地球人を観察する宇宙からの調査員”としてもおなじみのトミー・リー・ジョーンズ。イラク戦争をテーマにした最新作『告発のとき』では本年度のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。突如失踪し、死体で発見された息子の事件の真相を追う父親を熱演した彼に話を聞いた。
今年で記念すべき第80回を迎えるアカデミー賞。昨年11月からの脚本家協会のストが未だ決着が付いていない中、今年のノミネートが1月21日(水)に発表された。