アメリカの閑静な住宅街で、ごく普通に暮らす4人の男たち。彼らは、実は、人生にどっぷり煮詰まっていた…。実業家のウディ(ジョン・トラヴォルタ)は、妻に逃げられ自己破産。歯科医のダグ(ティム・アレン)は、メタボリックな腹にストレスを溜め込み、ワイルドだった昔の面影は全くない…。自称小説家のボビー(マーティン・ローレンス)は、家では粗大ゴミ扱いされる始末。パソコンオタクのダドリー(ウィリアム・H・メイシー)は、運命の恋をずっと夢見ているものの、完全に恋愛運に見放されていた…。そして、ついに、我慢のリミッターをふり切った彼らは、全てを捨て、自由気ままなロード・トリップへ――。だが、その行く手には、ワイルドすぎる現実と、思いがけない冒険が彼らを待ち受けていた――。人生を諦めきれないものを抱えた男性たちに贈る、勇気と感動のロードムービー。
ウォルト・ベッカー