1965年、ニューヨーク。アンディ・ウォーホル(ガイ・ピアース)が“FACTORY”と呼ばれるスタジオを構え、ポップ・アートの旗手として君臨していたある日、ひとりの魅力的な女の子が、活気と才能であふれるこのスタジオに登場した。由緒ある名家・セジウィック家の令嬢・イーディ(シエナ・ミラー)。大きな瞳に痩せっぽちの身体で奔放にふるまう彼女は、たちまちウォーホルとFACTORYに気に入られ、瞬く間に時代のミューズとなった。だが、あるひとりの人気絶頂のロック・スター(ヘイデン・クリステンセン)との出会いから、“ファクトリー・ガール”の運命の転落が始まる…。その美貌と圧倒的な存在感で一躍ポップ・カルチャーのアイコンとなりながらも、28歳という若さでこの世を去ったイーディ・セジウィックをシエナ・ミラーが熱演。
ジョージ・ヒッケンルーパー