1930年代、人生の折り返し地点をとうに過ぎた言語学者・ドミニク(ティム・ロス)は、若き頃に愛した女性・ローラ(アレクサンドラ・マリア・ラーラ)を忘れられずにいた…。そんなある復活祭の夜、ドミニクは突然の落雷を受け、病院へ搬送されてしまう。そして病院で目覚めた彼は、なぜか肉体も頭脳も若返っていたのだ。そんなドミニクは、ローラにそっくりな女性に出会うのだが――。幻想文学の鬼才、ミルチャ・エリアーデの「若さなき若さ」を基に、『ゴッドファーザー』三部作の名匠フランシス・F・コッポラが、10年ぶりにメガホンを取った最新作。
フランシス・F・コッポラ