『ROOKIES−卒業−』

ROOKIES−卒業−
監督 平川雄一朗
俳優 佐藤隆太、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之、山本裕典、石田卓也

野球部の面々が3年に進級し、川藤(佐藤隆太)が二子玉川学園高校の教師に戻ってきた2009年春――。野球部には、中学時代から名を轟かしている赤星(山本裕典)と平塚(桐谷健太)をヒーローと崇める濱中(石田卓也)の2人が新入生としてやって来た。横柄で反抗的な赤星に、頼りない平塚の実態を知り唖然とする濱中。さらには、御子柴(小出恵介)のアクシデントをきっかけに部員たちは窮地に追い込まれる。だが、彼らは結束を固め大会での活躍を誓う。彼らの決意は、2人の心をも溶かしていく。ついに迎えた予選大会! 順調に駒を進め、決勝へとたどり着いたニコガク野球部。だが対戦相手は中学時代、安仁屋(市原隼人)を追い込んだピッチャー・川上のいる笹崎高校。果たして、彼らは甲子園に行くことができるのか…!? 熱血教師・川藤が野球部に所属する不良高校生を更生させ、甲子園を目指す、森田まさのり原作の青春スポーツTVドラマ「ROOKIES」の映画化。

2009年5月30日より全国東宝系にて公開

2009,日本,東宝

© 2009 映画「ROOKIES」製作委員会

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2時間ドラマなら傑作なのに

公開当時のTVジャックというほどの宣伝攻勢、「大ヒット」と煽るマスコミの騒ぎはまだ鮮明に覚えています。TV放送で先日観ましたが、悪い予感が大当たり。TVドラマのテイストを生かし(というかほぼそのまんま)、ストレートに作品の味を生かした2時間のお話は楽しくなくはなかったです。でもテレビドラマの続編そのままを観終わった感想はただただ「じゃあテレビのSPドラマでいいじゃない」というもの。軽い反感を覚えます。人気シリーズの最終作という位置づけと宣伝し放題という有利な条件の下、たくさんの人がお金と時間を費やしたんですね。経済効果という点ではこういう映画も存在価値はあるのかもしれませんが、こういう手法が確立されることによって正攻法の映画の上映スクリーン数が圧迫されることが激しく嫌なのです。既に人気を獲得したテレビドラマの延長上に映画を作るならその有利な条件にあぐらをかいて「何となく及第点」程度の作品で済ませてファンの盲目的な賞賛のみを拾って「大ヒット」と謳うのはずるい。人のお金と時間を使って観に来ていただく、という謙虚な気持ちを失った「テレビ映画業界」の人たち、早く衰退してください。

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