フロリダに住むメリッサ(ナオミ・ワッツ)とリッチー(マット・ディロン)はモーテル暮らしの貧民層カップル。リッチーはテレビの修理屋で働いていたが、障害を負い、現在は政府から月々の支援を受けている。しかし、そのほとんどを近所の酒場で使ってしまうような生活だった。一方、メリッサは小さなコンビニ、サンライト・ジュニアで細々と働いていた。そんな中、メリッサはリッチーの子供を妊娠する。つらい貧困生活の中にささやかな希望を見出した二人。しかし、暴力が原因で別れた元恋人ジャスティン(ノーマン・リーダス)が、メリッサの前に現れ、彼女の気持ちをかき乱す。うまくいっていたはずのメリッサとリッチー仲も、出産後の経済的不安をかかえ、次第に衝突するようになっていく。
ローリー・コルヤー