一見とても幸せそうな生活を送る主婦レイチェル(キャスリン・ハーン)。セックスレスを相談する心理カウンセラー(ジェーン・リンチ)に、「不満はないの」と語るものの、彼女が感じているのは、日常の中で女性としての魅力を失っていく漠然とした焦燥感。ある日、レイチェルは友人たちと遊びで訪れたストリップクラブで、少女のようなルックスで強烈な性的魅力を放つストリッパー、マッケナ(ジュノー・テンプル)に出会う。レイチェルは住むところを失い、困っている彼女を、家族も住む家に住まわせることに。しかし、彼女はただのストリッパーではなく、体も売る娼婦だった。少女のようなルックスを持ちながら、卓越した百戦錬磨のエロティックな技術を持つ彼女を通して、これまでの人生で知ることのなかった世界を垣間見るうち、レイチェルの日々と生き方が変化していく――。
ジル・ソロウェイ