アカデミー賞に7度ノミネートされ、3度の受賞歴を持つ女優、イングリッド・バーグマン。『カサブランカ』(1942)や『秋のソナタ』(1978)などの代表作を持つ彼女は、ハリウッド黄金期の中でも特に才能光る女優の一人。「聖女」のイメージで人々を魅了していた彼女だが、そのイメージから一転、プライベートは不倫騒動や3度の結婚などスキャンダルも多く、波乱万丈だった。それにも関わらず、 死後30年を経ても色褪せない彼女の魅力の理由とは一体何なのか――。
スティーグ・ビョークマン