イタリア最南端、アフリカにもっとも近いヨーロッパの小さな島、ランペドゥーサ島。12歳の少年サムエレは友だちと手作りのパチンコで遊び、島の人々はどこにでもある毎日を生きている。しかし、この島にはもうひとつの顔がある。アフリカや中東から命がけで地中海を渡り、ヨーロッパを目指す多くの難民・移民の玄関口なのだ――。島を通して温かくも冷静な眼差しで世界を見据える、静かな衝撃のドキュメンタリー。
ジャンフランコ・ロージ
〆切り:12月19日(火)