
1956年に製作され、数多くの称賛を集め、世界中で大ヒットを記録しながらも、その後に生じた権利を巡る問題などで日本での上映機会が限定され、その存在だけが語り継がれてきた『赤い風船』。この不朽の名作が、1953年製作の『白い馬』とともに50年以上の時を経て日本再上陸を果たし、7月26日(土)に公開初日を迎えた。26日(土)は動員数812人で興行収入1,173,000円、27日(日)には動員834名、興行収入1,203,300円を記録するヒットスタートとなった。
初回上映には、かつて本作を鑑賞した経験を持つシニア層に加え、親子連れや若いカップル、女性同士のグループなど幅広い層が劇場を訪れ、半世紀を経て甦った名作が世代を超えて受け入れられていることをうかがわせた。公開劇場のシネスイッチ銀座では、初日の初回上映後に、劇場前で本物の赤い風船が配布され、映画の余韻に浸りながら、笑顔で風船を手に劇場を後にする人々の姿が見られた。
週明け28日(月)以降の平日は、主婦層のグループに加え、親子連れの観客も目立っており、夏休み映画として更なる伸びが見込まれる。鑑賞後の観客の反応も上々で、今後、口コミによる拡大も期待できそう。
都内のみならず、梅田ガーデンシネマ、仙台フォーラムでも26日(土)に公開が始まり、好調なスタートを切った。今後、8月2日(土)よりシネ・リーブル神戸、桜坂劇場、名演小劇場、8月16日(土)より京都シネマ、金沢シネモンド、そして8月30日(土)からはシネマテークたかさき、静岡シネ・ギャラリーで公開がスタート。さらに、シネテリエ天神、シアター・キノ、山形フォーラム、八戸フォーラム、福島フォーラム、盛岡フォーラムなどでの公開も決定し、今後の全国への広がりも注目を集めそう。なお、都内近郊エリアでは、9月6日(土)より渋谷シネ・アミューズ(同19日まで)とムービル(横浜)にて上映されるほか、9月20日(土)〜10月3日(金)の期間でシネマイクスピアリにて上映される。本作へオマージュを捧げた『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』も9月6日(土)よりユーロスペースにて上映スタート。こちらも同19日(金)までの上映となっているので、気になる方はお早めに!
「赤い風船」特集
http://www.cinemacafe.net/special/ballon/
この記事の関連キーワード
インタレストマッチ - 広告の掲載について
今後この作品に関連するニュースがシネマカフェに掲載されたとき、メールでお知らせをお送りします。