コラム2005-06-30 00:00

映画で知る、母の愛 vol.5 母と娘の思わぬ悲劇。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』

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『スター・ウォーズ エピソード3』 メイン

今月は、1週分多くコラムをお届けしています。そこで、いつもとは違った切り口の番外編を1本。6月は「母の愛」をテーマにお送りしてきましたが、近々公開される超話題作にもありました、母と子の物語。

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』で最大の話題となっているのは、“アナキンはいかにしてダークサイドに堕ち、ダース・ベイダーとなったか”ですが、私が気にしているのはアミダラと子供たち。訳あって、生まれたお子たちは里子に出されるわけでして。

実はこの母子(特に母と娘)には、はなればなれになったこと以外に別の悲劇が存在します。それは、母がナタリー・ポートマンで、娘がキャリー・フィッシャーということ。これはかなりの悲劇です。母親の方が断然美形なのだから。しかも、「父親に似ちゃって」なんて言い訳すら通用しない。父親だって、ヘイデン・クリステセンという美形。時代を経たとはいえ、このキャスティングでは、観客の間で、「どうしてあの2人から、あの子供たち?」という疑問を隠せない人も多いはずです。

血のつながった母子とはいっても、同性となると関係性はけっこう複雑。母親が美形だと、似てない娘は相当なコンプレックスを抱くわけで。我が家の場合、私は子供の頃から「あなたの鼻は、てっぺんで運動会ができちゃうわね」とか「あなたって足が太いわよね」(確かに、母は足が細い)とか、けっこうひどいことを言われ続けてきました。20年以上たった今でもしっかり母の発言は記憶しています。私が気立ての良い子だったから、険悪な親子関係にならなかったものの、母親って残酷なのだということ、若い頃から気づいていました。そう考えると、娘レイアが高飛車な姫に成長できたのも、母を知らずに育ち、“実母の美貌”に悩まされなかったせいなのか。親と子が離れ離れになることが、人生最悪の悲劇のひとつには違いないのですけれど。

まあ、そんな突っ込みどころは多いにしても、シリーズ完結編『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』がいよいよ公開に。cinemacafe.netでは7月に、初心者向けコンテンツを含めた特集を予定していますので、どうぞお楽しみに!

(text:June Makiguchi

『スター・ウォーズ エピソード3』 サブ1

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