コラム2007-12-10 16:22

シネマカフェ的海外ドラマvol.50 教えてキャスリン!胸キュン犯罪捜査ドラマ2

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「コールドケース」キャスリン・モリス photo:Yoshio Kumagai

「『コールドケース』のオンエアを観ることはよくあるわ。もちろん、ストーリーの結末は知っているけれど、それでも観終わった後に涙を流してしまうことはある。リリーが扱う事件は感情に訴えるようなケースばかりなんですもの」と語るキャスリン。

「コールドケース」 -TM&(C) Warner Bros. Entertainment Inc.

「私はリリーよりずっと涙もろいのよ」ともこっそり打ち明けてくれましたが、「コールドケース」を観て感動し、思わず泣いてしまうのはもちろんキャスリンだけではないようです。
「多くのアメリカ人男性が、『コールドケース』のラストに毎回涙を流しているそうよ。音楽が効果的に使われているからかしらね。彼らの奥さんたちがこう言うの。“あなたのドラマを観て、夫が子供のようにおいおい泣くのよ!”ってね。女性より泣くそうよ(笑)」。

「コールドケース」の特徴は、事件発生時の状況を当時のヒット曲と共に、関係者たちの回想シーンとして再現していること。捜査に奔走するリリーらによる現在の物語と事件関係者たちが織り成す過去の物語を交互に描き、結末に向けて展開させていくことで、よりエモーショナルでヒューマンな犯罪捜査ドラマが作り上げられているのです。
「そうね。私の撮影部分は現在のパートだけだから、過去の事件にまつわるドラマに関しては脚本でしか知ることができない。想像力を働かせて演じるのだから、すごく刺激的でもあるわ。でも、過去の物語の撮影に立ち会ったこともあるのよ。どんなプロセスで作っているのか、演じているのは誰なのか、とても興味があったの。自分の撮影に臨む上ですごく役に立ったわ」。

「コールドケース」 -TM&(C) Warner Bros. Entertainment Inc.

凝った構成で魅せながら、感情に訴える人間ドラマの味わいもたっぷりなのは、やはりキャスリンら実力派キャストの功績やスタッフの努力によるよう。感動の秘密は作り手の意識にも隠されているのですね。ただし、事件にまつわるストーリーで感動させるだけではないのが「コールドケース」のすごいところ。世界中のファンはこんなことにも関心を寄せているようです。
「国によって受け止め方が違うのが面白いわ。例えば、ドイツではリリーが男性ばかりの部署で働いていることが話題なの。また、フランスの人たちはリリーの恋愛、人生、食事、ファッションにばかり注目しているわ。“彼女はいつ恋をするの?”なんて聞いてくるのよ(笑)」。

なるほど、“美しいヒロインが頑張る胸キュン犯罪捜査ドラマ”の魅力はそこにも潜んでいそう。次回はヒロインとしてのリリーに迫りつつ、ほかの犯罪捜査ドラマの女性たちにも目を向けてみたいと思います。

(text:Hikaru Watanabe

「コールドケース」
http://www.axn.co.jp/coldcase/index.html
2007年12月29日(土)〜2008年1月5日(土) 22:00〜25:00(字幕版)
AXNにて全23話一挙放送。

TM & © Warner Bros. Entertainment Inc.
photo:Yoshio Kumagai

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