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仕事も恋も“生涯現役”! ロバート・デ・ニーロ×モニカ・ベルッチが語る、愛

美しき景色が広がるイタリア・トスカーナと首都・ローマを舞台に、人を愛することの素晴らしさを謳う、大人のためのロマンティック・ストーリー『昼下がり、ローマの恋』。本作で初競演を果たし、うっとりとするような恋愛を魅せる大御所ハリウッドスター、ロバート・デ・ニーロとイタリアの国民的女優、モニカ・ベルッチからのコメントが到着した。御歳68歳にして第一線で映画の現場に立つのはもちろん、昨年末に6番目の子供を授かったデニーロに、48歳にして成熟した色気と共に脅威の美しさを誇るモニカ。出会うべくして出会った2人が語る“恋愛”の魅力とは…?

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『昼下がり、ローマの恋』 -(C) 2011 FILMAURO Srl
『昼下がり、ローマの恋』 -(C) 2011 FILMAURO Srl
  • 『昼下がり、ローマの恋』 -(C) 2011 FILMAURO Srl
  • 『昼下がり、ローマの恋』 -(C) 2011 FILMAURO Srl
  • 『昼下がり、ローマの恋』 -(C) 2011 FILMAURO Srl
美しき景色が広がるイタリア・トスカーナと首都・ローマを舞台に、人を愛することの素晴らしさを謳う、大人のためのロマンティック・ストーリー『昼下がり、ローマの恋』。本作で初競演を果たし、うっとりとするような恋愛を魅せる大御所ハリウッドスター、ロバート・デ・ニーロとイタリアの国民的女優、モニカ・ベルッチからのコメントが到着した。御歳68歳にして第一線で映画の現場に立つのはもちろん、昨年末に6番目の子供を授かったデニーロに、48歳にして成熟した色気と共に脅威の美しさを誇るモニカ。出会うべくして出会った2人が語る“恋愛”の魅力とは…?

デ・ニーロが本作で演じるのは、心臓移植手術を受けたのちに離婚し、定年後の穏やかな日々をローマでひっそりと暮らす独り身の元歴史学教授・エイドリアン。ある日出会った親友の娘、ビオラ(モニカ)に心を奪われた彼は、最後の恋に身を焦がす——。

イタリアを舞台にした、イタリア人監督による、純然たるイタリア映画に出演するのは本作が初めてのデ・ニーロは、ローマでの撮影を「何もかも素晴らしかった」とふり返る。
「スタッフも最高でプロフェッショナルだった。もちろんアメリカ映画にも素晴らしいものはたくさんあるけど、ヨーロッパ映画はアメリカ映画よりも洗練された部分があるような気がする。これまで何人ものイタリア人俳優と共演してきたけど、みんな違うから常に流れに任せるように演技をしてきた。イタリア映画ではリハーサルも少ない。それはそれで良いことだと思うし、だからこそ監督の判断に委ねるべきだと思う。私を含め、俳優たちはみんな監督のところへ行ってタイミングなどについて相談してたよ」。

国境を超えて、映画を通して厚い信頼関係が築かれた様子がうかがえるが、その一方で「ジョヴァンニ(・ヴェロネージ監督)には直接言わなかったが…」と言葉を濁すデ・ニーロ。そう、共演のモニカのことである。
「もし彼女が出演しなければがっかりしてた。モニカほど完璧にあの役を演じられる女優は考えつかない。だからこの映画を撮るのであれば、彼女の出演は絶対だったし、日程的に無理なら待つ気だったんだよ。それほど彼女の出演は重要なんだ」。

デ・ニーロからこんな熱烈なラブコールを送られたモニカだが、彼女自身はハリウッドの大スターであるデ・ニーロとの初共演に対して「正直言って臆病になってた」と明かす。
「臆病になってたの。あの素晴らしい俳優と正面から向き合うことにね。でも今回共演をして気心が知れてから私たちはみな、彼の魅力の虜になった。常に演技のことを考えている本物の俳優よ。あの素朴な振る舞いは、彼が大スターであることを忘れさせてくれる。その人柄を知ることで彼をとても好きになったし、楽しい経験だったから撮影が終わって少し寂しくなったわ」。

さらに、モニカはデ・ニーロから感じた“エネルギー”について語る。
「お互いに『チャオ』と挨拶してすぐに、彼が持っている力強いエネルギーを感じたわ。監督は『君たち2人のエネルギーの相乗効果が作品を良くする』と言っていた。その関係が物語の魅力を生み出すんだって。67歳のデ・ニーロの魅力に触れるのは良いことよ。自分も楽しく歳を重ねられる気がしてくるもの」。

48歳とは思えぬ、グラマラスな美しさを保ち続けるモニカをお手本にしたいと思う女性が世界中に多くいるだろうが、本人が意識する“美”とは何なのか?
「私が映画に出演したいと思ったのは(クラウディア・カルディナーレなどグラマラスな魅力をもった)女優たちに憧れていたから。フェリーニやヴィスコンティなどの作品で、(アンナ・)マニャーニや(ジーナ・)ロロブリジーダら素晴らしい女優が活躍していた。彼女たちには成熟した色気があったの。例えばブリジット・バルドーを始め、フランスの女優にはロリータ的な魅力があったけど、イタリアの女優とは別の魅力よ。往年のイタリア人女優たちの魅力には、若さと共に成熟した何かを感じるの。私が考える女性らしさに近いんだと思うわ。今回演じたビオラも、美しさにこだわる女性というイメージがあるわ。ただ40代を目の前にその美しさも衰えてきて、自分がそれまで何も築いてこなかったという女性の苦悩に直面するの。この女性はある意味でかわいくて女っぽいから、私の持ち味も活かせたと思うわ」。

年齢を重ねるごとに俳優として、一人の男として女としての色気と輝きを増していく2人に、“恋愛”についての助言をいただきたいところだが…、「愛について誰かに助言するのは難しいもの」とモニカ。
「悪い結果になる愛だと頭では理解していても、無意識に違う答えを出してしまうこともある。だから忠告ができない問題なの。例えば自分にとって危険な男性だと分かっていても、電話があれば会ってしまうようにね」。

だから恋愛に年齢なんて関係ない。電光石火のごとく恋に落ちたエイドリアンとビオラのように。デ・ニーロは言う。
「生きてるかぎり人は愛せるよ」。
《シネマカフェ編集部》

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