世界中が待ち望んだ宮崎アニメ最新作 監督が惚れ込んだ歌声で映画を飾るのはこの人!
『ハウルの動く城』以来4年ぶりとなる、待望の宮崎駿監督最新作『崖の上のポニョ』。来年夏の公開に先駆けて、このたび本作の主題歌が決定した。これまで、『もののけ姫』の米良美一や『千と千尋の神隠し』の木村弓による主題歌など、何年経っても心に残る歌曲の数々を贈り出してきたジブリ作品。期待が集まるなか、おやじユニット・藤岡藤巻と子役の大橋のぞみで結成された、その名も“藤岡藤巻と大橋のぞみ”による主題歌「崖の上のポニョ」(ヤマハミュージックより12月5日発売予定)が完成した。
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本作は、宮崎監督がひたすら“手で描く”ことにこだわった、人間になりたい魚の子・ポニョと5歳の少年・宗介の心温まる物語。この物語からのイメージが、ジブリ音楽の旗手・久石譲の手によって音楽となり、宮崎さん曰く「父娘がお風呂で一緒に歌っているような曲」が誕生した。元々、小さい女の子に歌ってもらいたいと要望していた監督。弱冠8歳のぞみちゃんにさっそく歌ってもらったところ、その言葉のおぼつかなさがイメージにぴったり当てはまった。
さらに、その横で一緒に歌ってあげるお父さん役を探していたところ、監督の一声で挙がったのが藤岡藤巻の2人だった。ともに御年55歳、シブガキ隊など40組以上の歌手を手がけてきた音楽プロデューサーの藤岡さんと、映画プロデューサーの藤巻さんという、異色の2人で結成されたこのコンビ。特に藤巻さんは、ジブリの社員旅行にも参加するほどジブリとは縁の深い人物のひとりで、鈴木敏夫プロデューサーも「(採用が)駄目でも、気心が知れている仲間だから断りやすいし(笑)」という軽い気持ちだったとか。ところが、出来上がったデモCDを聴いた監督が、周りのスタッフに迷惑がられるほど、現場で一日中CDをかけっぱなしで聴きこむなど、すっかり彼らの虜になってしまい、採用に至ったそう。
鈴木プロデューサーが「お父さんから子供へのクリスマスプレゼントにしてくれたら」とお薦めする主題歌も加わって、ますます楽しみな『崖の上のポニョ』は2008年夏、全国東宝系にて公開。
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