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早くもアカデミー賞最有力と絶賛の声 G.クルーニー最新作、トロントで上映決定!

ヴェネチア国際映画祭や『アントキノイノチ』の受賞などで話題を集めるモントリオール世界映画祭を始め、秋に向けて続々と賑わいを見せる世界各国の映画祭。その中でも、翌年のアカデミー賞を占う重要な映画祭として知られ、カナダ最大の都市で9月8日(現地時間)より開催されるトロント国際映画祭に、ジョージ・クルーニーを主演に迎え、雄大なハワイを舞台にありのままの家族の姿を描いた感動作『ザ・ディセンダンツ』(原題)が上映されることが決定した。

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『ファミリー・ツリー』 -(C) 2011 Twentieth Century Fox
『ファミリー・ツリー』 -(C) 2011 Twentieth Century Fox
  • 『ファミリー・ツリー』 -(C) 2011 Twentieth Century Fox
ヴェネチア国際映画祭や『アントキノイノチ』の受賞などで話題を集めるモントリオール世界映画祭を始め、秋に向けて続々と賑わいを見せる世界各国の映画祭。その中でも、翌年のアカデミー賞を占う重要な映画祭として知られ、カナダ最大の都市で9月8日(現地時間)より開催されるトロント国際映画祭に、ジョージ・クルーニーを主演に迎え、雄大なハワイを舞台にありのままの家族の姿を描いた感動作『ザ・ディセンダンツ』(原題)が上映されることが決定した。

ハワイのオアフ島で美しい妻と2人の娘、多くの友人に囲まれてこれ以上ない人生を送っていたマット・キング(ジョージ・クルーニー)。しかし、ある日ボートの事故で最愛の妻・エリザベスがこん睡状態に陥ってしまう。さらに、妻には恋人がいて、離婚まで考えていたことが発覚する。友人だけでなく、長女までがその事実を知っていたことに愕然としたマットは、自分の人生をもう一度見つめ直していく——。

これまでトロント国際映画祭で受賞した2008年の『スラムドッグ$ミリオネア』、2010年の『英国王のスピーチ』は翌年のアカデミー賞作品賞や主演男優賞と見事な大輪を咲かせていることからも、まさにオスカー作品、オスカー俳優たちの“登竜門”のような存在と言えるだろう。既に各地で数回にわたり上映している本作だが、その評価は「ジョージ・クルーニーの演技史上、最高傑作!」と絶賛の嵐!

全編にわたる壮観なハワイの絶景を背景に、人生のどん底に立たされ、その選択に苦悩する男を、優しいハワイアンミュージックが包み込んでいく本作。物語は、感動のラストへと紡がれていく。これまで、アカデミー賞での受賞歴が『シリアナ』('05)での助演男優賞ひとつと、いまひとつ縁遠かったジョージだが、今回のトロント国際映画祭を経て、ぜひとも念願の“アカデミー賞主演男優賞”の栄光を手にしてもらいたいものだ。

『ザ・ディセンダンツ』(原題)は2012年、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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