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ゴルチエ×アルモドバルの完璧な“美” 『私が、生きる肌』禁断の予告編解禁!

先日、英国アカデミー賞を獲得したスペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督の最高傑作との呼び声高い『私が、生きる肌』の予告編が到着! 誰も観たことのない“究極の問題作”と言っても過言ではない、本作の危険すぎる世界観が明らかとなった。

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『私が、生きる肌』 -(C)  Photo by Jose Haro -(C) El Deseo
『私が、生きる肌』 -(C) Photo by Jose Haro -(C) El Deseo
  • 『私が、生きる肌』 -(C)  Photo by Jose Haro -(C) El Deseo
先日、英国アカデミー賞を獲得したスペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督の最高傑作との呼び声高い『私が、生きる肌』の予告編が到着! 誰も観たことのない“究極の問題作”と言っても過言ではない、本作の危険すぎる世界観が明らかとなった。

妻を亡くした天才外科医・ロベルは、以来、妻を救えるはずだった“完璧な肌”の開発に執念を燃やしていた。そして彼は監禁した“ある人物”の肉体にこの開発中の人工皮膚を移植し、ベラ・クルスという亡き妻にそっくりの美しき女性を創り上げるのだった…。

スリリングな旋律と共に幕を開ける、アルモドバルの世界。そこには、一見異様な肌色のボディ・ストッキングを肢体にまとい、しなやかにヨガの瞑想に耽っているヒロイン・ベラの姿がある。そして、そんな彼女をロベルは文字通り監視し、自らの手で創り上げた美女に亡き妻の姿を重ね合わせ、狂気に似た欲望をぶつけていく。一体、このベラとは何者であり、なぜロベルは“彼女”を選んだのか…? こちらの予告編を観ると、数々の疑問が浮かび上がる。

良心の呵責を失ったロベルを演じるのは、アルモドバルと22年ぶりの再タッグとなるアントニオ・バンデラス。近作では見られない怪演ぶりがまず目を引くが、彼以上に観る者を惹きつけるのが、完璧な肢体に“肌”をまとったミューズ、エレナ・アナヤ。実は、彼女の体の美しさを余すところなく強調するこのボディスーツ、手がけているのがかの有名デザイナー、ジャン=ポール・ゴルチエ。ゴルチエ氏といえば、過去にもミラ・ジョヴォヴィッチの出世作である『フィフス・エレメント』でミラが着用したボディスーツや、『コックと泥棒、その妻と愛人』でヒロインが着用したセクシーな黒のボディスーツ、マドンナのミュージックビデオ「Frozen」でマドンナが着用した漆黒のドレスなど、数多くのアーティストやクリエイターと組み、衣裳デザインを手がけてきた奇才。アルモドバル監督と手を組むのは、『キカ』('93)、『バッド・エデュケーション』('04)に続き3作目となる。今回もアルモドバルが創り上げた完璧な色彩美と見事な融合を果たしている。

スリリングで官能的な男と女の駆け引き、2人の関係に潜む“謎”、そしてアルモドバル×ゴルチエが創り出した完璧な美。まずはこちらの映像で思う存分堪能してみて。

『私が、生きる肌』は5月26日(土)より全国にて公開。

※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。

MOVIE GALLERY
http://www.cinemacafe.net/moviegallery
《シネマカフェ編集部》

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