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松本人志第1回監督作品『大日本人』 謎と爆笑の製作発表記者会見

企画、監督、主演・松本人志。ジャンル、共演者ほか詳細不明——。吉本興業と松竹のタッグの下、松本人志が初めて監督を務める映画『大日本人』の製作発表記者会見が1月25日(木)都内で開かれ、松本“監督”と吉本興業の吉野伊佐男社長、松竹の野田助嗣専務取締役が出席した。野田専務からは今年6月をめどに全国200館以上での公開が発表され、吉野社長が「念願」と語った吉本初の映画製作に対する期待の高さと自信を感じさせた。一方で事前に報道陣に公表されていた情報はほぼ皆無。タイトルの『大日本人(だいにっぽんじん)』も会場で初めて明かされた。当然ながら作品の中身についての質問が相次いだが、松本さんは冗談を交えての絶妙の“松本節”で詰めかけた報道陣を煙に巻いた。

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企画、監督、主演・松本人志。ジャンル、共演者ほか詳細不明——。吉本興業と松竹のタッグの下、松本人志が初めて監督を務める映画『大日本人』の製作発表記者会見が1月25日(木)都内で開かれ、松本“監督”と吉本興業の吉野伊佐男社長、松竹の野田助嗣専務取締役が出席した。野田専務からは今年6月をめどに全国200館以上での公開が発表され、吉野社長が「念願」と語った吉本初の映画製作に対する期待の高さと自信を感じさせた。一方で事前に報道陣に公表されていた情報はほぼ皆無。タイトルの『大日本人(だいにっぽんじん)』も会場で初めて明かされた。当然ながら作品の中身についての質問が相次いだが、松本さんは冗談を交えての絶妙の“松本節”で詰めかけた報道陣を煙に巻いた。

主演も務める松本さんの役柄は「簡単に言うとヒーローです」とのこと。しかし「本当は監督だけに専念したかったんですが、まあ…いろいろと会社の“オトナの事情”もありまして…」と笑いを誘いながら肝心の中身についてははぐらかす。他の出演者についても「(いろいろとお楽しみが)ありますよ!!」と力強く宣言するも「(誰が出ているかについては)他の人に聞いてください。それは…アレなんで…」と脇に控える関係者の方を横目で見ながらトーンダウン。ジャンルは?との質問に「ジャンルというのは観た人が判断するものだと思ってます。うちの近所のビデオ屋の時代劇のコーナーには『志村けんのバカ殿』がありますから」と答えると会場は笑いの渦に包まれた。

5年にわたる構想と8ヶ月間におよんだ撮影。吉本興業が満を持して送り出す本作だが、吉野社長は“監督・松本人志”に対し「吉本が気合を入れて映画製作をするにあたって、監督は松本くんを置いて他にいない」と絶大の信頼を置いている。野田専務も「北野武監督を超えてほしい」と期待を込める。こうした言葉に松本さんは「僕は“TVでの武さん”と“映画での武さん”は別のものと思って見ていますが、自分の場合(映画も)TVの延長線上にあると思ってます」と自身のスタンスについて語った。さらに「オリジナリティーがなければ意味がないと思っている。『邪道も甚だしい』と思われるかもしれませんが邪道でも面白ければ勝ちだと思ってますから」と力を込めた。

「悩んで決めた」と語る『大日本人』というタイトルにも報道陣の質問は集中。タイトルに込められた意味について「まさに、観てもらえばわかると思います」と含みを持たせながらも「日本の現状についても少し触れています」と明かした。現在は編集作業に入っているということだが作品の仕上がりについては「本当に良くできていて喜んでいます。自信は意外とあります!」と力強く語り「リピーターに期待しています」と笑顔で締めくくった。製作発表記者会見を終えても、今なお詳細は謎に包まれたままの松本人志初監督作品『大日本人』。2007年6月より全国松竹系にて公開予定。
《シネマカフェ編集部》

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