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トヨエツ、現役引退で解放感? 『20世紀少年』ラストに向けてカウントダウン!

累計発行部数2,800万部、世界13か国で翻訳出版される浦沢直樹の大ベストセラー・コミックを3部構成で映画化した『20世紀少年』。1年に及ぶ撮影期間を経て、昨年の8月に第1章、今年1月に第2章と公開されてきた本作が、遂に完結! 『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』が8月29日(土)より公開される。これに先立ち、7月28日(火)、本作の完成披露イベントが開催され、主演の唐沢寿明に豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平愛梨、石塚英彦(ホンジャマカ)、宮迫博之(雨上がり決死隊)、山寺宏一、佐野史郎に原作者の浦沢直樹、企画・脚本の長崎尚志の総勢11名が登場した。

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『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』完成披露(前列左から)平愛梨、豊川悦司、香川照之、唐沢寿明、常盤貴子(後列左から)長崎尚志、佐野史郎、宮迫博之、石塚英彦、浦沢直樹
『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』完成披露(前列左から)平愛梨、豊川悦司、香川照之、唐沢寿明、常盤貴子(後列左から)長崎尚志、佐野史郎、宮迫博之、石塚英彦、浦沢直樹
  • 『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』完成披露(前列左から)平愛梨、豊川悦司、香川照之、唐沢寿明、常盤貴子(後列左から)長崎尚志、佐野史郎、宮迫博之、石塚英彦、浦沢直樹
  • 『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』 唐沢寿明、香川照之
  • 『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』 常盤貴子
  • 恒例となった豊川悦司の三本締めでイベント終幕
累計発行部数2,800万部、世界13か国で翻訳出版される浦沢直樹の大ベストセラー・コミックを3部構成で映画化した『20世紀少年』。1年に及ぶ撮影期間を経て、昨年の8月に第1章、今年1月に第2章と公開されてきた本作が、遂に完結! 『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』が8月29日(土)より公開される。これに先立ち、7月28日(火)、本作の完成披露イベントが開催され、主演の唐沢寿明に豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平愛梨、石塚英彦(ホンジャマカ)、宮迫博之(雨上がり決死隊)、山寺宏一、佐野史郎に原作者の浦沢直樹、企画・脚本の長崎尚志の総勢11名が登場した。

イベントのオープニングでは、暗転したステージにレーザー光線を放つ“ともだち”が現れるや、特大飛行船が客席に向かって飛び出すという豪華な仕掛けで観客を魅了。キャストがその背後から揃って登場すると、会場の興奮は最高潮に。

第2章でのブランクを経て、謎の男・矢吹丈としてシリーズに戻ってきたケンヂ役の唐沢さんは、開口一番「ジョンソン綿棒です」と謎の挨拶を交わし、「第3章は、第1章、2章よりエンターテイメント性が増しているので、どこを見てもラストシーンじゃないかと思うほどです。私の言ってることワカリマスか?」とそのまま独走体勢で観客の笑いを掴んだ。これを受けて口を開いたオッチョ役の豊川さんは、「今日で僕たちも現役を引退しますが、『20世紀少年』の名は永遠に残ると思います。唐沢さんの後に挨拶するのもこれで最後だと思うと、やっと気持ちが楽になります(笑)」ともらしながらも、仲の良さをうかがわせた。

これに便乗して、ヨシツネ役の香川さんも「軽い武道館のようなこの(会場の)大きさにもめげずに、『ジョンソン綿棒です』といつものように言う唐沢さんをすごく尊敬します」とコメント。作品については「第3章では、なぜ“ともだち”という人間が出来てしまったのか、心理的な面まで描かれていて、深くてすごい」と絶賛した。

「こんばんは、東方神起です」と挨拶するのは、マルオ役の石塚さん。「第1章、2章とマルオをやってきましたが、第3章では飛行船の役に挑戦しました」と、巨大飛行船を横目に自虐ネタを披露した。

第1章から3部作全てに出演した者、途中から参加した者、そしてブランクを経て再びシリーズに戻ってきた者。キャストそれぞれの作品への関わり方は異なるが、3部作通してユキジ役を全うした常盤さんは、長い月日をふり返り、「やっとこの日が来て嬉しく思います。みなさんと一緒になって『20世紀少年』を盛り上げながらこの日を迎えられて、本当にワクワクしています」とラストを迎える喜びを語った。

また、ケンヂの姪・カンナ役の平さんは、「大好きなケンヂ叔父さんが戻ってこれるように、“原っぱ”のメンバーと一緒に、一生懸命取り組んできました。唐沢さんが戻ってきて、みなさんと一緒にこの場に立てていることを本当にありがたく思います」と感激を表した。

一方、第1章以来の出演となったケロヨン役の宮迫さんは、「第1章ではポスターに顔が載らない、第2章では出てこないという…、非常に悲しい思いをしましたが、第3章では活躍していると思うので見てください」と、いない間に出来たキャスト陣との溝を明かし、一人悲しげな表情を見せた。

今回、特殊メイクで別人と化した佐野さんは「映画の中では太ってますが、ダイエットをして戻りました(笑)。今回はヤン坊・マー坊、活躍してます。決してイジメっ子だけではありません」と自身の役どころをアピールした。

声優としても活躍するコンチ役の山寺さんは、「(出演の)お話が来たときは、『20世紀少年』のアニメ化だと思ってたんです。そしたら、何と顔を出してくれと言われて、とにかくファンの方を裏切らないように顔を出すようにしました(笑)。ずっと浦沢先生の作品に出るのが夢でしたが、本当に素晴らしい作品で夢が叶って感無量です」と語った。

そして、本作の原作・脚本を手がけた浦沢さんは、キャスト陣に向かって「みなさん、長い間ご苦労さまでした」と労いのコメント。完成作について「みなさんにお薦めできる名作が誕生してしまいました。原作者が言うのだから間違いありません。12年間、この作品に関わっている原作者が言うのだから、よほどのことです」と太鼓判を押し、納得した様子で我が子を送り出した。

最後は、恒例となった豊川さんの三本締めでイベントが終了、クライマックスに向けて華やかなスタートを切った。ちなみに、本作の試写会では全てラストの10分をカットした本編が上映されるという、徹底した秘密主義を敢行。その結末は劇場で確かめるしかない——。

『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』は8月29日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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