レビュー2008-09-10 16:56

これぞ女子版「スラムダンク」! バスケ初心者のスポ根映画『フライング☆ラビッツ』

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『フライング☆ラビッツ』 -(C) 2008「フライング☆ラビッツ」製作委員会

『フライング☆ラビッツ』 -(C) 2008「フライング☆ラビッツ」製作委員会

1980年代に人気を博した、堀ちえみ主演のTVドラマ「スチュワーデス物語」の原作をはじめ、“スチュワーデスもの”の著書が多い直木賞作家・深田祐介。本作はそのうちのひとつ、オリンピック選手を輩出している実在の“JALラビッツ”の選手たちが、CA(キャビンアテンダント)とバスケットボール選手という二足のわらじを履き活躍する姿を書いた「フライング・ラビッツ 新世紀スチュワーデス物語」(旧題:「翔べ!ラビッツ 新世紀スチュワーデス物語」)をベースにしたガールズ・スポ根・ムービーだ。

石原さとみ演じる早瀬ゆかりは、念願のCAとしてJALに入社! …のはずが、ちょっとした手違いで会社のバスケットボール・チームに入部することになってしまう。「何故、バスケ初心者の私が!?」と、疑問を抱きつつも“制服&ハイヒール姿”と“ジャージ&バッシュ姿”という二股生活を始めることに。

『フライング☆ラビッツ』 -(C) 2008「フライング☆ラビッツ」製作委員会

ところが、ラビッツは日本女子バスケトップリーグ所属で優勝争いをしている強豪チーム。果たしてゆかりは戦力になるのか? 鬼監督の意図は一体?

CAもバスケも恋愛もぜーんぶ両立させたいゆかりの一生懸命さが伝わってくる青春色の強い前半に対して、後半はいつの間にか迫力あるバスケの試合に釘付けになってしまう、そんな意表をついた展開も見どころ。それもそのはず、石原さとみ、真木よう子、滝沢沙織という若手女優陣に加え、実際のJALラビッツの選手も出演しているのだ。本格バスケを堪能できるうえにホロリとさせられる、『フライング☆ラビッツ』は、なかなか侮れないスポ根映画なのだ。

(text:Rie Shintani

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