野 :俺は一番最初タクシーに人が乗ってきた瞬間。あそこがいちばんインパクトがあった。
叶 :俺はチンピラを撃ったシーンかな。あそこは早業だったし。あとはディスコ内の立ち振る舞いとか。見せ場だしね。
浜 :南の島好きの僕としては、最初の一日何回は休息を取るんだよって所。ブログで同じことを書いてるんだよね。空白の時間を大切にしましょうって。あと冒頭とか良かった。すごいスタイリッシュじゃない。
野 :マイケル・マンってスタイルがある。それぞれポリシーのもった主人公とそれに相対するちゃんと対の順主役がいてと悪とはいえどっちもありと思えてしまうのが凄い。
編 :はじめは善悪がはっきりしていても、徐々にその立場が揺れ始めるというのも彼のスタイルですよね。
浜 :そう。はじめはハッキリした立場だった人間が、徐々にクロスオーバーする。
イ :だから迷うんですよ。どっちに感情移入しようか…。 編 :マン作品の中の女性の存在をどう見ますか?
浜 :演歌的な女性が出てくるんですよ。待てど暮らせど、あなたは…というような。
野 :『ヒート』はまさにそういう女性ばっかりだったからね。
浜 :日本人にはわかりやすいよね。ああいう、一歩下がって男を待ってる女性って。そういうのキュンとしちゃう。輝く男性と待ってる女性という構図は絶対マン映画の中にあるよね。
野 :そして、女は待っているけど全てはうまくいってない。男が何かしら問題を抱えててて。
浜 :だから女性がサポートしている。
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