 |
| 大ヒット作品を次々に誕生させる、日本が世界に誇るアニメーション制作スタジオ。1985年に設立され、宮崎駿、高畑勲両氏を主宰としている。『イノセンス』では製作協力として参加。『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など、宮崎駿作品のプロデューサーとしても有名な鈴木敏夫氏がプロデュースしている。 |
|
|
|
 |
| スタジオジブリ事業本部本部長であり、徳間書店常務取締役でもある鈴木敏夫氏と押井氏を繋ぐ鍵がこの雑誌。徳間書店に入社した鈴木氏は、アニメ雑誌「月刊アニメージュ」の創刊に参加。それがきっかけとなり高畑勲、宮崎駿、押井氏と知り合った。もう20年以上のつきあいになるとか。 |
|
|
|
 |
 |
| 三部作が完結し、昨年も大いに話題をさらった『マトリックス』シリーズ。このメガヒット作品の元ネタとして有名なのが『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』。オープニングに登場するグリーンの文字の羅列“マトリックスコード”、後頭部に差し込まれるプラグ、現実とデジタル・ワールドの行き来といった世界観など、随所に強い影響が見られる。制作に入る前、ウォシャウスキー兄弟がスタッフたちに見せたのが『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』だったとか。 |
|
|

マトリックス レボリューションズ
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場情報:丸の内ルーブル+丸の内
プラゼールほか全国松竹・東急系にて公開中
|
| (C)2003 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
(C)2003 Village Roadshow Films (BVI) Ltd. |
 |
 |
| 押井作品の多くを制作しているのはプロダクション I..Gという会社。『イノセンス』にももちろん参加している。押井作品を通し、ここのアニメーションに魅せられた世界中のクリエーターも多く、クエンティン・タランティーノもそのひとり。『キル・ビル』の見所のひとつとしてアニメを使うことを決めていた彼がプロダクション I..Gに強力にアプローチし、コラボレーションを実現させたのがオーレン石井の物語。 |
|
|
『キル・ビル』
配給:ギャガ・ヒューマックス
劇場情報:全国にて公開中
|
|
 |
| タランティーノ、ウォシャウスキー兄弟と並んで、押井ワールドの大ファンなのが、『タイタニック』の監督ジェームズ・キャメロン。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』にヒントを得たとも言われるTVシリーズ「ダーク・エンジェル」の製作総指揮を担当している。ビジュアル、世界観ともに強い影響が伺える。 |
|
|
|
 |
| 押井ワールドを体現する声優たち。1993年に公開された押井作品『機動警察パトレイバー2 the movie』に根津甚八とともに竹中直人が声優として特別出演していた。そして再び『イノセンス』にも出演。渋い声の演技を披露している。 |
|
|
|
 |
| タランティーノのお気に入り作品の筆頭でもあり、押井氏が企画協力した『BLOOD THE LAST VAMPIRE』で人間社会に紛れ込んだ吸血鬼たちを倒すため、彼らの巣窟である横田基地に乗り込むヒロインのヴァンパイア・ハンター小夜の声を演じたのが工藤夕貴。基地内のアメリカン・スクールが舞台だけに、セリフの多くは英語。得意の語学力を生かし、美しい英語を披露している。
|
|
|
|
 |
| 押井作品を観ていると、何気ない場面の中によく同じ種類の犬が登場する。その犬とはバセットハウンド。最新作『イノセンス』では重要な役割を担って出演している。実は押井氏の愛犬“ガブリエル”(雌)もバセットハウンドで、公式HPではサイトの案内係を務めている。 |
|
|
|
 |
 |
| 人はなぜ自分と同じ姿をしたものを作るのか。クリエーターとして、この深いテーマに長年惹かれてきた押井氏が、前作に続き、人間や人間をとりまく世界を描くためのモチーフのひとつとして『イノセンス』の中で用いているのが人形。映画の公開にあわせ、自ら監修を行った大規模な人形の展覧会「球体関節人形展」(“DOLLS of INNOCENCE”)が2月7日〜3月21日まで木場公園内の東京都現代美術館で開催される。 |
|
|
 |
|
 |
 |
| 広い世代に根強い人気を誇るコミック「うる星やつら」。TVシリーズも手がけていた押井氏は、この作品の劇場版も監督。諸星あたるとラムのどたばた恋愛が展開するのは相変わらず。だが、“夢と現実”をテーマにした劇場版第2弾『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』は、哲学的思考に満ちた大人向け映画。押井ワールド入門編としてお勧めの作品。
|
|
|
うる星やつら
ビューティフル・ドリーマー
発売元:ファイブエース
定価:5,800円
|
| (C)高橋留美子/小学館・キティ・フジテレビ |
 |
| 1995年に公開された押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は、アメリカやイギリスでも公開され話題となった。翌96年には米ビルボード誌でセルビデオチャートNo.1を獲得している。これは邦画史上初の快挙。これを機に、世界が日本のアニメーションに、より注目するようになった。 |
|
|
|
 |
| 名コピーライターとして名をあげた糸井氏は、御存知の通り、今やあらゆるメディアで活躍するクリエーター。その彼が今回コピーを担当。「イノセンス それは、いのち。」というキャッチコピーが誕生した。そもそもジブリ作品のキャッチコピーを担当している常連ということで、今回のコラボが実現した。 |
|
|
|
 |
| 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の続編にあたる『イノセンス』。当初、タイトルは『攻殻機動隊2』となる予定だったが、前作のファンだけでなくもっと多くの人々に観てもらいたいという鈴木プロデューサーの提案により変更に。ジブリの大ヒット作品には必ずタイトルに「の」の字が入っているというのは有名な話だが、『カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』同様、『イノセンス』にも「の」の字あり。 |
|
|
|
 |
 |
| 西暦2029年の近未来を舞台にした前作『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』で、ネットワークの発達により頻発するサイバーテロやネットワーク犯罪を取り締まる部署として登場したのが公安九課。押井作品には警察、軍などが頻繁に絡み、主人公たちが特殊部隊に属していることも多い。知識に裏打ちされた組織構成や道具の細部描写は緻密でリアル。 |
|
|

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊
(1995年)
|
| (C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT |
 |
 |
| 前作で攻殻機動隊少佐として「情報の海で発生した生命体」である“人形使い”を追い続けたヒロイン。前作で展開した電脳空間を舞台にした物語、素子と人形使いの関係を運命づけた結末は、『イノセンス』を読み解く鍵となるので、ぜひ事前に『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を観ておきたい。 |
|
|

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊
(1995年) |
| (C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT |
 |
| “代表的なジャパニメーション作家”と評されることもある押井氏。そもそもジャパニメーションとはJapan+Animationを融合させた造語で、本来はSEXとVIORENCEの隠語を含む蔑称であり、その意味では押井作品の本質とは一致しない。だが、日本には良い意味に転じて逆輸入され、昨今、日本製のアニメーション作品を総称する言い方として定着しつつある。 |
|
|