うる星やつら劇場版 オンリー・ユー うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 天使のたまご 機動警察パトレイバー 劇場版 機動警察パトレイバー2 the Movie GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 人狼 JIN-ROH


『機動警察パトレイバー2 the Movie』
1993年 日本 113分
監督:押井守/原作:ヘッドギア
発売元:バンダイビジュアル・東北新社
発売日:1月23日予定
定価:5,800円(税別)
(C)HEADGEAR/EMOTION/TFC

【STORY】
2002年冬。横浜ベイブリッジに謎のミサイル投下…! 報道はそれが自衛隊機であることを告げるが、該当する機体は存在しなかった。これを機に続発する不穏な事件は警察と自衛隊の対立を招き、事態を重く見た政府は遂に実戦部隊を治安出動させる!!東京に〈戦争〉を再現した恐るべきテロリストを追って、第2小隊最後の出撃が始まる!
 
前作に続く都市論映画でありながら、今回は戦争論の映画でもある。押井監督はベイブリッジにミサイルテロを敢行し、架空の航空機テロを演出し、自衛隊にクーデターを起こし、東京に戦争状態を作りだす。そこで圧倒的リアリティで暴かれるのは、日本という国、東京という都市の脆弱さである。9.11の悲惨な経験を経て、イランの戦争に自衛隊が派遣された現在でこそ、その意味と価値が再発見されるべき必見の大傑作。説教臭いけど。
パトレイバーが実在した社会だったら?という設定をもとに、いかにして非現実的な世界観を現実的に見せるか、仮にああいった事件が起きたときに自衛隊や国家がどこまで動けるのか、動かせるのかという点を監督らの想像を元に膨らませた作品であると思います。オープニングから最後までとにかく構図に凝り、色味が綺麗でした。
前作は主人公が隊員だったのが、今回は隊長の物語。ということで前作よりずっと大人な感じで色味もダーク。しかも冒頭のテロシーンは9.11を思い起こさせ背筋が凍りつきました。今の世界情勢を見抜いていたかのような先見性とテロリストの自分勝手さにゾッとする作品です。ちなみにこの作品の見所のひとつは風景。舞台となる東京の匂いや風が伝わってくるような雰囲気を携えています。押井氏と今回のレビュアー野田氏、そして森ビル矢部氏の合作「東京静脈」を見ると風景のリアルさにびっくりしますよ!
 
「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」
(C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
(C)2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD
Image Copyright (C) 2003 cafegroove inc. All Rights Reserved.