●MC:ヒラリーさんに質問です。試合のシーンはかなり迫力がありましたが、うっかり殴られたり、パンチを浴びたりしたことはありましたか? ヒラリー: 「何度もパンチを浴びたわ! でも、おかしいかもしれないけど、いいことでもあったのよ。だって、ボクサーの気分を味わえたから、役作りに役立ったし。私のトレーナーは、フェイスガードをさせてくれなかった。あれをつけると頭の動きが鈍くなってしまうから。ボクサーにとっては頭の動きは重要なのよ。最後の対戦相手を演じたルシア・レイカーというプロ・ボクサーとの試合シーンでは、5種類ほどの動きがあったの。彼女から右フックを浴びるときは、必ず下によけるという約束だったのに、あるときそれをすっかり忘れてモロにパンチを浴びちゃったのよ。だから、Tシャツを作るなら、“私はルシア・レイカーに殴られ、そして生き延びた”っていう文言を入れるわ(笑)」 ●MC:今回の映画は、お2人にクリント・イーストウッドを加えた3人の演技のアンサンブルが大変な魅力ですが、それぞれ共演の感想と影響を受けた点がありましたら教えてください。 モーガン: 「クリントとは2度目の共演で、今回は非常に楽しみにしていました。ヒラリーの作品もいくつか見ていましたので、やはり楽しみでした。いろいろな作品で多くの方と共演すると、必ず何らかの影響を受けるものです。ちょうどチェスの名手と対戦すると自分も上手くなるということがあるように、素晴らしい俳優と共演すれば、素晴らしい作品ができあがるのだろうと思います」 ヒラリー: 「モーガンの意見に大賛成よ。私の場合は、モーガンとクリントと共演するということは、大きな夢がかなったことを意味します。この作品に出演したことは、人生そしてキャリアの中で最も素晴らしい経験だった。また2人とぜひ共演したい。彼らは経験豊かだし、いつも2人の才能にあやかりたいと、腕を取ってはそれを自分にこすりつけていたのよ(笑)」