「指輪物語」とともに、英国ファンタジー文学の最高傑作のひとつと称される「ナルニア国物語」。 1950年に第1作目「ライオンと魔女」が発表され、1956年までに他6冊(「カスピアン王子のつのぶえ」、「朝びらき丸 東の海へ」、 「銀のいす」、「馬と少年」、「魔術師のおい」、「さいごの戦い」を発表)。 全7部では、2555年に及ぶ壮大な物語が繰り広げられ、時代、国境を超えて多くのファンを獲得してきた。これまでの総売上は、全世界でなんと1億部。さらに、毎年600万人もの読者を増やしている不滅の超ベストセラーなのだ。
映画『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』を手がけたアンドリュー・アダムソンは、 新進気鋭の若手監督。監督第一作目となった『シュレック』がアカデミー賞長編アニメ作品賞を受賞。 続く『シュレック2』は、4億ドル突破という、ハリウッド映画の歴代第3位の興行収入を記録し、デビューからほんの2作でハリウッドのヒットメーカーとなった。つまり『ナルニア国物語』は『シュレック』の兄弟。 映画を良く観ていると、シュレック似のキャラクターも登場している。ちなみに、かつて所属していたドリームワークスでは 『トゥルーライズ』、『トイズ』、独立後は『バットマン・フォーエヴァー』『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲!!』で視覚効果を担当。後2作ではオスカー候補にも。
原作者のC.S.ルイス (1898年11月29日 - 1963年11月22日) は、英国を代表する作家。児童書、ファンタジー、SF小説、 詩、そして文学の研究所など、手がけたジャンルは多岐にわたる。 「指輪物語」のJ.R.R.トールキンとも交流があり、互いに刺激しあう存在だった。そんな彼が「ナルニア国物語」 を書き始めたのは50歳のとき。全編を書き上げた翌年には、7作目「さいごの戦い」で児童文学の権威ある賞カーネギー賞を受賞した。 ちなみに、物語を書き始めたきっかけは、第二次世界大戦中、自宅に受け入れた疎開児童たちに本物のファンタジーの魅力を伝えたいと思ったからとか。物語に登場するカーク教授は、実際にオックスフォード、 ケンブリッジで教鞭を執っていた彼自身がモデルなのかも。
世界中で愛読され、映像化が待望されていた「ナルニア国物語」。1950年発売のベストセラー・シリーズだけに、映画界にもファンが多い。そのせいか、歴史的ともいえる制作には、世界最高のスタッフが勢ぞろい。なかでも、印象的なクリーチャーたちをデザインしたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』 三部作で視覚メイクアップを手がけたデザインチームWETA。『ロード〜』では12種類のクリーチャーを生み出した彼らは、今回その5倍となる60種類のクリーチャーをクリエイト。また、1300点にも及ぶ武器、武具も創作した。また、オスカー受賞者でSFX界の第一人者ディーン・ライト、ベテラン特殊メイクアップアーティストのハワード・バーガーも参加している。
「ナルニア国物語」の魅力を語る上で、忘れてはならないのが読者をファンタジーの世界に誘う4人の可愛い主人公たち。 映画化にあたり、成功の鍵を握る子役探しに躍起になった。読者に親しみを感じてもらえる普通の子供たちを見つけるため、 まずはハリウッドで活躍する子役たちが候補から外されたという。そこで、キャスティング・ディレクターはイギリス中の小学校、 児童クラブ、演劇グループなどを訪れ、2500人を面接。そこから監督が700人に絞り、400人の演技力をチェック。 徐々に絞り込んでいった結果、2年の歳月を経てやっとペベンシー家の兄弟姉妹4人、ピーター、スーザン、エドマンド、 ルーシーが選ばれた。
SFXをふんだんに使った映画では、複数の特殊効果工房がコラボレーションを行うのは今や当然。 本作には業界トップのリズム&ヒューズ、ソニー・ピクチャーズ・イメージ・ワークス、ILMが参加している。 それだけでも凄いが、この3社が選ばれた方法はとオーディションというから驚く。 合計1400シーンにも及ぶCGI場面が登場するために、名実共にトップである3社が実力で選ばれたというわけだ。 召集されたアーティストは約1000人。使ったデータ量は50テラバイト (100兆バイト)。3社がこれまでの経験で 培ってきたスキルを提供し合って、初めて成しえたというラストの壮絶なバトルシーンは、一見の価値アリ。
ドラマティックな物語、魅力的な登場人物とともに、ファンタジー世界を実現させた雄大な風景。 “ナルニア国”として相応しいロケ地を見つけるため、カナダ、アルゼンチン、チリ、ポーランド、チェコ共和国、オーストラリア等々、 各国でロケハンが行われた。最終的に選ばれたのはアダムソン監督の故郷ニュージーランド。クライマックスの戦闘シーンには フロックヒル、ナルニアの城にはプラカウヌイ・ベイ、その他にもウッドヒル・フォレスト、 エレファントロックスといった絵画のような景観の地がロケ現場となった。また、雪のシーンは、石が生み出す景色のユニーク さが認められ、チェコ共和国のアドルシュバッハ国立公園で撮影するというこだわりよう。 そして、撮影日数は230日。それもこれも、空前のスケールで描かれる超大作ならではの贅沢なのかも。
シネマLIVE!『ハンサム★スーツ』ブロガー試写会に55組110名様ご招待
独占試写会『ブーリン家の姉妹』ジャパン・プレミア特別試写会
100%DVD『素敵な人生のはじめ方』DVD発売記念
シネマカフェフィルムズ『赤い風船』
『ジョージアの日記』となりの王子様コンテスト投票受付中!
『韓流ハンサム検定2008』初級編プレゼントが当たる検定第2弾実施中
Copyright © 1997-2008 cafegroove Corporation. All Rights Reserved.