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ティム・バートン監督との名コンビぶりが有名なジョニーだが、 他にも名だたる個性派監督とコラボレーションを見せている。これまで仕事をしてきたのは、 ホラーの天才ウェス・クレイブン、ハリウッドの異端児テリー・ギリアム、社会派監督オリバー・ストーン、 悪趣味の巨匠ジョン・ウォータース、米国に出入り禁止のロマン・ポランスキー、 オフビート作家ジム・ジャームッシュ、フィンランドのアート系アキ・カウリスマキ、 スウェーデンの実力派ラッセ・ハルストレム、イギリスの女流監督サリー・ポッターなどなど。

そして、その何人かとは、二度三度と仕事を繰り返している。 やっぱり、アーティスト同士はウマが合う? ちなみに、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』では、 『ザ・リング』のゴア・ヴァービンスキーが監督を務める。

良い俳優でありながら、出演料や作品規模、興行成績など一切気にする様子もなく、アート系の作品への出演が続いていたせいか、ギャラはそれほど高くなかったジョニー。そうは言っても、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で推定1000万ドル、 『チャーリーとチョコレート工場』で推定1900万ドル。さらに、この2作の大ヒットにより、 現在ギャラが高騰中。この夏公開となる『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』、そして続く第3弾では、出演料がぐんと跳ね上がっていることは確実だ。

1963年6月9日、米国ケンタッキー州オーウェンズボロ出身。

高校卒業後、ミュージシャンを目指して移り住んだL.A.で、ニコラス・ケイジと出会いエージェントを紹介されたことを機に、俳優に。 デビューは1984年の『エルム街の悪夢』。TVドラマ『ハイスクール・コップ』、『プラトーン』で大きな注目を集め、1990年に『クライ・ベイビー』で初主演を務める。

以来、『妹の恋人』、『ギルバート・グレイプ』、『ドン・ファン』、『ニック・オブ・タイム』、 『フェイク』などで着実に実績を重ねる。また、個性的な映像作家と手を組んでユニークな演技を披露すること でも話題に。特に『シザーハンズ』で話題となった鬼才ティム・バートンとの絶妙なコラボレーションは有名。

『エド・ウッド』、『スリーピー・ホロウ』と定期的に仕事を共にし、 最近では『チャーリーとチョコレート工場』、『ティム・バートンのコープス・ブライド』が大ヒット。 甘いマスクに恵まれながらも、それをあえて隠すようにエキセントリックな役を好む傾向にあるが、 アメリカを代表する演技派としてだけでなく、ハリウッドの王道に迎合しないアーティスト気質にも 人気が集まっている。

2003年には、娯楽大作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』に出演するが、 役への独自のアプローチは崩すことなく、独特の海賊像を確立。その魅力が認められ、 メガヒット娯楽作からは異例中の異例であるアカデミー主演男優賞ノミネートを獲得した。

1997年には『ブレイブ』で監督デビューも果たしている。現在のパートナー、ヴァネッサ・パラディとともに一年の半分はフランス暮らし。二人の間には、 リリー・ローズ・メロディとジャックという二児がいる。

監督、俳優、プロデューサーを初め、その豊かな才能が賞賛されているジョニー。業界内には、ジョニーをお気に入り俳優に挙げる人は多い。『ロード・オブ・ザ・リング』、『スター・ウォーズ』エピソード2・3などでお馴染みのイギリスの名優クリストファー・リーもその一人。 ジョニーとは『チャーリーとチョコレート工場』で共演し親子を演じている。

今年、某TV番組に出演した際には「彼はチャレンジ精神があって、何も恐れない」と手放しで絶賛。リーといえば、ハリウッドの若手俳優のほとんどが才能はなく容姿で選ばれているだけなどと発言しているだけに、 この賞賛は大きな価値あるはず。

『リバティーン』
監督:ローレンス・ダンモア
出演:ジョニー・デップ
配給:メディア・スーツ
劇場情報:4月8日よりテアトルタイムズスクエア、シネセゾン渋谷ほか全国にて公開

ハリウッドの若き大物ジョニー・デップが脚本の冒頭3行を読んで、 出演を即決したという本作。17世紀のある時期を、疾風のごとく駆け抜けた、 破天荒の放蕩詩人ジョン・ウィルモットこと第二代ロチェスター伯爵の 短くも壮絶な生涯を綴った物語である。彼の人生を彩った3人の女たちとは、 彼が生涯最も愛した女性とは、そして若くして散った彼の運命とははたして…。