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『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』から、ルーカス・ファミリーの仲間入りを果たしたヘイデン・クリステンセン。少年から青年へと、見事な変身を遂げ、最新作では、ワルな魅力を振りまいた彼。その成長ぶりと俳優としての魅力に迫る。
1981年4月19日生まれのヘイデン・クリステンセンは、カナダはバンクーバー出身の24歳。『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年)で、アナキン・スカイウォーカー役に抜擢され、一躍世界の注目を浴びたが、実は案外キャリアは長い。

CM出演していた姉についてエージェントに行った際、スカウトされてショービズ界へ。それを機に、7歳からCMや舞台、テレビで活躍し、12歳でカナダのソープオペラ“Family Passions”で初レギュラーに。1994年には『マウス・オブ・マッドネス』でハリウッドへ進出。ソフィア・コッポラ初監督作品『ヴァージン・スーサイズ』(1999年)や、ケビン・クラインとクリスティン・スコット・トーマス共演の『海辺の家』(2001年)への出演を経て、一部では話題の存在となっていた。
2002年7月、日本では『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』と同時期に封切られた『海辺の家』で、余命わずかな父親を中心に家族の絆を取り戻していく不良少年を演じていたが、作品の中で見せた反抗的な瞳と若者らしい脆さゆえ、現代のジェームズ・ディーンのようだとも評された。若いながらどこかに憂いを持つ美貌が、若き日のダース・ベイダーを探すジョージ・ルーカスの目に止まるのは時間の問題だったはず。

「彼(ヘイデン)自身のダース・ベイダー的資質が、この作品に中に出ている。ヘイデンは確かにダークサイドな面があり、それが彼をキャスティングした理由なんだ」。ルーカスはヘイデンについて、後にこう語っている。
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『ヴァージン・スーサイズ』
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『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
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米国でのキャリアも前途洋々。 そんな折に、世界的に注目を集める超大作への起用が決まったヘイデン。初来日時は、兄弟で大ファンという『スター・ウォーズ』シリーズ」への出演を喜ぶ無邪気な少年という印象だったが、この7月、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』のPRのため3度目の来日を果たした彼は、「このシリーズに関わった過去5年が、人生で最もスリリングだった。このシリーズが終わってしまうなんて受け入れがたい」「日常の中では、演技をしているときフォースを感じているかな。アクションとカットの間にね」などと会見で語り、青年らしい凛々しさを覗かせていた。

もちろん作品の中でも、ライトサイドからダークサイドに落ちていくアナキンを、苦悩に満ちた表情で見事に熱演。すっかり成長し、男の色気を感じさせている。
ダース・ベイダーという、映画史上最も愛されている悪役の1人であるキャラクターを堂々とファンを納得させる迫力で、演じきることができるまでに成熟した俳優ヘイデン・クリステンセン。 2003年に公開された『ニュースの天才』では、ニュースを捏造する若きジャーナリストの転落を、繊細かつ華やかに演じ、高い演技力をアピール。

そして、『スター・ウォーズ』完結後は、最新作「The Decameron」も待機中と、これからも、ヘイデンの快進撃は続きそうだ。