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来日記者会見レポート
来日記者会見レポート
 
7月9日、ファン待望の日本公開を迎え、その全貌を現した『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』。シリーズ最大の謎だったダース・ベイダー誕生の秘密がついに明かされるとあって、シリーズ完結編公開への期待が最高潮となっていた7月6日、監督のジョージ・ルーカス、アナキン役のヘイデン・クリステンセン、パルパティーン役のイアン・マクダーミド、そして製作者のリック・マッカラムが来日し、この作品では世界最後となる記者会見に臨んだ。

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大勢の報道陣が集まった会見は、ストームトルーパー、そしてダース・ベイダーまでもが応援に駆けつけ、お馴染みのテーマ曲でスタート。これまでのどんな会見よりも賑やかなムードで始まった。

ルーカス監督

「お気に入りはヨーダ」
日本びいきで有名なルーカス監督だが、シリーズ製作においても、その文化の影響を色濃く受けたと語り、「日本は私にとっての心の故郷。どうしても日本で最後の会見を行いたかった」と挨拶。シリーズを通じて、最も名残惜しいキャラクターについて聞かれると、「みんな、自分で生み出したから、思い入れは強いよ。でもしいて言えば、ヨーダ。彼はいつも僕のお気に入りだった。それから、このシリーズはアナキンについての物語だから、彼もだね。皇帝だってそうだ。そしてもちろん、ジャージャー・ビンクスも(笑)」と、会場の笑いを誘った。また、28年にわたり作品が愛され続け、映画史上まれに見る成功を収めた理由については、「千年、2千年にもわたって、語り継がれてきた世界中の神話をモチーフにした物語が、人々の心に響いたんだろう」と冷静に分析。

だが、完結編の完成版を見るまでは、不安もあったと語り「本当に大変な仕事だった。でも、出来上がった作品を観て、思い通りの出来だったからほっとした。最後の試写はかなりドキドキしたよ」と本音を披露した。

ヘイデン

「完成した映画を観た時は、嬉しかったし圧倒された。撮影を終えてから、完成までに2年間も待たされたけど、その時間は永遠のように感じたよ。でも、作品を観て、僕の予想を遥かに超えたものだったから、驚いた」。そう語ったのは、前回の来日時と比べて、すっかり男らしくなったヘイデン。「この5年間は人生で最もスリリングだった。この作品とともに歩んできたわけだから、終わるなんて受け入れ難いし、悲しいよ。撮影を終えて、苦味と甘さが残っているけど、苦味の方が強いかな」と、現在の心境を語った。また、映画史上最も人気のある悪役とも言われるダース・ベイダーになったことについては、「なんだか、とても力を得たような気がしたよ。ダース・ベイダーを演じたのは、ほんの1日だけだったけれど、彼になった自分を見るスタッフたちのリアクションが嬉しかった。彼らの目がキラキラと輝く様子を見ているのが楽しかったな」と話した。

そんな彼が日常生活の中で、フォースを感じるのは、演技をしているときなのだとか。「アクション、カット。その間で演技をしているときに力を感じるよ」。

記者会見

マクダーミド

「宇宙一の悪人を演じられて本当に光栄だ」
初来日となった、マクダーミドは、旧サーガの時代からシリーズに関わってきた俳優。「監督が最初に話を持ってきてから20年近く経っている。当時は、30代の若さで、100歳を越えた皇帝をマスクの下で演じたけれど、今では、より自分自身の年に近い役柄を再び演じ、これまで秘められてきたものを一気に表現することができた。宇宙一の悪人を演じられて本当に光栄だった」。そう話す彼は、もちろん完結編を大絶賛。「まるで自分が子供の頃に、“クリフ・ハンガー”と呼ばれるタイプの映画を観たときのように、はらはらドキドキしながら、興奮して観たよ。素晴らしく、美しく、すっかり参ってしまった。もう、降参です、という感じだったね(笑)。間違いなくこれは、シリーズ最高の作品だし、アメリカ映画史上最高の作品のひとつでもあると思うよ」。

ファンのみならず、出演者をもメロメロにする『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』。だが、「長編映画としての『スター・ウォーズ』はこれが最後。アナキンの物語なのだから、これ以上語るべき物語はない」と、続編の可能性を完全に否定したルーカス。だが、現在、スピン・オフ企画が進行中とか。「現在、企画は2つある。一つはテレビアニメーションで、クローン戦争に焦点を当てたもの。すべてのキャラクターが出て、日本とアメリカのアニメが組み合わさったようなものになる予定。もう一つは、映画ではマイナーだったキャラクターを主役にした実写ものになる」とルーカス。

28年にわたり、人々を熱狂させ続けてきた超大作は完結を迎えたが、『スター・ウォーズ』は、今後もまだまだ、さまざまな形でファンを楽しませてくれるに違いない。