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「実は、『スター・ウォーズ』シリーズを観ていません。 何がそんなに面白いの」。
素人からのそんな素朴な疑問を元に、筋金入りのマニアが、シリーズの魅力を徹底解説。 |
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| シネマカフェ編集部 マーケティング担当。『スター・ウォーズ』超ド級の初心者。“デンデンデン・デンデデーン・デンデデーン…♪”をいう音楽を聴くとダースベーダーよりも「電波少年」を思い出してしまう。座談会を終えた今、目下の目標はスターウォーズシリーズを全作観ること。わくわく。 |
verita編集部 編集担当。スター・ウォーズ歴は18年。シリーズを通して見終わったいま、一番好きなキャラクターはダース・ベイダーに。10年くらい前、初めてのmy pcとしてmacを購入したとき、効果音をR2-D2にしたときは超感動! いまではどうってことないのだろうけど… |
映画ライター。シネマカフェ、雑誌「マリー・クレール」などで映画紹介、コラムを執筆中。スター・ウォーズ歴は28年。最初は、従兄弟に連れられて。一番のお気に入りキャラクターは、ハン・ソロ。余談ですが、うちの愛犬はヨーダにそっくり!(しかも、吠えるだけで望みをかなえるという強いフォースも持ってます) |
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ついに公開! 世界中が熱狂する大人気シリーズの完結編『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』。ところが、どんなに世間が騒いでいても、作品を観たことのない人にとっては、「みんな、何をそんなに騒いでいるの?」と、ほぼ理解不可能な状況のはず。そこで、"スター・ウォーズ"初心者の編集部・竹内に、"スター・ウォーズ"大好きの堺&牧口が、極意を伝授することに…。
竹内:私、『スター・ウォーズ』シリーズを一度も観たことがないので、今日はいろいろ教えてください。まず、どうしてあんなに人気なのかが、今ひとつわからないのですが。ちょうどアメリカに留学していたとき、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』が公開されていて、変な格好した人たちがいっぱいいて驚いたんですけど。
堺:そうそう、皆、映画のキャラクターになりきって、並ぶのよね。私は、公開翌日に観たんだけれど、もうコスチューム着た人はいなかったから残念だった(笑)。
牧口:あれはもう、ほぼお祭り感覚。確かに、スター・ウォーズファンの熱狂ぶりは、すごいかも。
竹内:そのときに、"エピソード1"だから、まだシリーズ化されていない作品のはずなのに、なんでこんなに人気なの?と疑問に思ったんですよね。もしかして、『スター・トレック』みたいに、TVシリーズから生まれた映画かなと思っていたんですけど。
堺:違うのよ。『スター・ウォーズ』シリーズは、全6エピソードあるんだけど、最初にエピソード4、次に5、6が製作されたの。だから、その時ですでに、4作品目だったわけ。
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竹内:えっ、そうだったんですか?
牧口:うっ。そのことからして知らないのね(笑)。これはある意味、すごいかも。子供の頃、『スター・ウォーズ』をはじめて観たとき、前説のところにジャーンといきなり"エピソード4"って出てきて、ビックリしたのよね。「え、これって4作目なの?」って(笑)。いきなり4作目から作られたあたりも斬新。それも、第一作目で、しっかりファンの心をつかんだ理由じゃないかな。
竹内:じゃあ、途中から作られたんですね。なんだか、ユニーク。興味をそそられますね。
堺:シリーズを通して、悪役ダース・ベイダーの物語が語られるんだけど、エピソード4、5、6で彼の子供たちの話が語られ、エピソード1、2、3で、なぜ彼が極悪非道な悪人になったかが語られる。つまり、過去を先に描いているの。
牧口:いきなりダース・ベイダーの話が語られるより、過去が先に語られたことが良かったのね。過去の物語の中で生まれた「どうしてダース・ベイダーは悪人になったか」という謎を、長年秘密にし続けてきたことも、大きなヒット理由じゃないかな。人々を惹きつけるストーリーの語り方がすごく上手い。つまり、エピソード4、5、6は、本題に入るまでの壮大な前フリみたいなものかも。
竹内:じゃあ、アナキンという人が、ゆくゆくはダース・ベイダーになるという結末は誰もが知っていたんですね。
牧口:結末がわかっているから、その理由を知りたいと思ってファンは新サーガの製作を待ち望んでいたわけ。そのプロセスがどうしても知りたい、と。
竹内:最初の3作品は、立て続けに作られているんですよね?
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牧口:そう。最初の作品が1977年に発表されているから、それからもう28年も経ってる。2作目の『帝国の逆襲』が1980年、3作目が『ジェダイの帰還』が1983年だから、1999年に『ファントム・メナス』が作られるまでに、ファンは16年も待たされたというわけ。
竹内:なるほど、それで製作が再開されたとき、すごい熱狂ぶりだったんですね。
堺:もっとすごいのは、その間ずっと人気が衰えなかったということ。私は高校生のとき初めて観たの。そのときSFに凝ってて、以来すっかり虜に。実は私は新サーガよりも、昔の作品の方が好きなんだけど。
牧口:私は『帝国の逆襲』がお気に入り!
堺:ハン・ソロが冷凍されるシーンで、レイア姫とのやりとりはジーンと来るよね! 反発しあってた2人だけど、引き離される時にレイアが"I love you!"って言うと、ハン・ソロが"I know"って言うのよ。
牧口:そうそう、あれは名場面! ハン・ソロ好きだったから、感激。あれは涙が出る!!
竹内:……
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牧口:堺さんは、『スター・ウォーズ』のどんなところが好きなの?
堺:映画としても面白いけど、映画好きのスタッフたちが、作りたくて作ったという愛のようなものが伝わってくるところかな。何度観ても、楽しめる。あと、キャラクターも魅力的なのよ。私はイウォークが大好き。あと、チューバッカも!
竹内:この毛むくじゃらの怪物みたいなキャラですか?
堺:そう。これが映画を観ていると、可愛く見えてくるのよ(笑)
竹内:黒いのをかぶった人がダース・ベイダーですよね。日本の兜からヒントを得たとか聞きましたけど。あと、ヨーダも知ってます!
牧口:ルーカスは、日本文化が大好きで、黒澤明を師と仰いでいたから、映画を観ていても、けっこう日本文化の影響が感じられるよね。衣装なんかも。
竹内:そうなんですね。それにしても、映画を知らない私でも、すごいと思うのは、映画のネタがみんなの共通認識になっているところ。以前勤めていた会社に、「おたくの部のC3-POに似ている人お願いします」って電話がかかってきたことがあったんですけど、私はさっぱり意味がわからなくて。でも、他の人たちは、「ははは、うちのC3-POね。○○さんのことだよ」って、話が通じてたんですけど、ひとりだけ意味がわからず…。
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牧口:私も堺さんも、マニアじゃないけど、昔からずっと観てきた人たちは、ある程度、映画に関する知識が自然に備わっちゃっているかも(笑)。「フォースとともにあらんことを」とか、普通に知ってる名セリフだし。
堺:そうそう。実は、R2-D2の中に、人が入っているって、だいぶ後になってから知ったんだけど。
牧口:そうなんだよね。あと、小ネタの数々もマニア心をくすぐる。最近の作品では、E.T.がちらっと登場したり、ソフィア・コッポラが出ていたり、ルーカス自身が出演してたり。最新作『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』では、一部、スピルバーグが監督をしていたり。
竹内:えっ、そうなんですか? 気になる! 日本人スタッフも何人かいるんですよね。
牧口:たぶん、私たちと同年代、30代の人でしょ。彼らもきっと子供の頃に、『スター・ウォーズ』を観て感激した人たちなんじゃないかな。それで、将来はこういう映画を作る仕事がしたいと思ったとか。そういう人材を生むのにも一役買ってきたといえるはず。あの映像は凄かったもの。今でこそ、『マトリックス』なんかを観ているから、そんなに感動しないかもしれないけれど、28年前に『スター・ウォーズ』観たときの衝撃はすごかった。特に冒頭、宇宙船がヌーッと画面に入ってくるシーンなんか、驚いたもん。
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堺:あと、音楽もいいよね。宇宙を思わせるような壮大なイメージ。あの音楽を聴くだけで、映画のシーンを思い浮かべられるからすごい。
竹内:ダース・ベイダーが登場する時の音楽も有名ですよね。確かに、映画を知らなくても音楽は好き。ところで、バトルシーンとかありますけど、血は出ないんですか(笑)?
堺:そういえば、ライトセーバーは血が出ない。
牧口:血がピューっと出るような、生々しい殺戮のシーンは少ないかも。そこが、いいかもね。ところで、これまで観て来なかったのはどうして?
竹内:姉妹の中で育ったので、『スター・ウォーズ』を観る環境になかったというところですね。
牧口:実は、男の子向け映画だという印象があるかもしれないけど、エピソード4、5、6では、女性キャラクターであるレイア姫が、人々の先頭に立ってガンガンに戦っていたりして、女性も共感できるのよね。
竹内:そうだったんですね。でも、あんなに皆が熱狂していると、途中から入り込む余地なんてないような気がして…。
堺:確かに。シリーズが完結した今なら、いい時期かも。
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竹内:これから観る場合、エピソード順、製作順、のどちらで観たらいいんですか?
牧口:製作者が、明確な意図を持ってエピソード4から作り始めたわけだから、製作された順に観た方が楽しめると思う。
堺:これまで何も観て来なかったわけだから、先入観なく楽しめるんじゃない。あの楽しみをこれから味わえるのかと思うと、ちょっと羨ましい。
竹内:今日、話を聞いていて、すごく気になってきたんで、さっそく観てみることにします!
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| "a cup of tea"をイメ−ジして名付けられたカフェ、KAPA。柔らかな光が包み込む近未来的空間は、『スター・ウォーズ』の余韻に浸るにぴったり。映画鑑賞後に立ち寄ってみては? 思わず目移りするケーキは常時4〜5種類用意。渋谷の穴場です。 |
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KAPA 渋谷西武店
渋谷区 宇田川町 21-1 西武百貨店 渋谷店 モヴィ−タ館 5F
tel 03-3477-7115
営業時間
[Sun〜Wed] 10:00 - 20:00 (LO - 19:30)
[Thu〜Sat] 10:00 - 21:00 (LO - 20:30)
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