[cinemacafe.net BACKNUMBER] バックナンバー




December 17, 2004
30日目(3食目…のべ90食目)

祝 寿司1ヶ月90食 達成!!

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遂にこの時を迎えた。「シネマカフェ」編集部の入っているビルに到着する。ちょうど来たエレベーターに乗り込み、6階のボタンを押す。4階を過ぎたあたりから音楽が聞こえてくる。6階に到着し、扉が開くと『スーパーサイズ・ミー』のサントラが大音量で流れている。目の前には…

CONGRATULATION!!!
ISHIKO!
SUSHI-SIZE-ME BLOG
JUST A BITE TO GO!
89+1!!!

と書かれた紙が、「あっ!」と声を出した瞬間。「ぱ〜ん」とクラッカーの音と共に浜田編集長が現れた。そして、真っ暗な編集部の中から、シネマカフェ編集部だけでなく、カフェグルーヴ全社員がクラッカーを鳴らして祝福してくれた。「ありがとうございます! いやはや、皆さんはマネしないように…」相変わらず気の効いた言葉も言えず、照れるだけのイシコである。

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会議室には出前の寿司がど〜んと用意されていた。正直、あまり嬉しくはない。何度も書いているが、僕にとっては寿司は既にご馳走ではなく、食糧化しているのである。記念すべき90食目の寿司を食べる所をカメラとビデオで記録する。頭がぼーっとして何をしゃべっているのか分からない。「それでは90食目を食べます!」と言うと、今度は、頭の中の回転が急に早くなる。それぞれのネタに関する思い出が凄いスピードでフラッシュバックしていき、何から食べるかが定まらないのである。結局、90食目の最初は、今回の企画中で一番食べただろうと思われるコハダを食べた。

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コハダとまぐろを食べたところで、くす玉が割られ、みんなで寿司を食べた。感動というより、解放感が大きかった。これで何でも好きな物が食べられる。身体的な苦しさより、これしか食べてはいけないという精神的圧迫感が、一ヶ月何よりしんどかった。

そして浜田編集長も気がつかなかった僕の中で勝手に作っていたルールがあったことも判明した。朝用にお土産を持って帰ったのは別にして、同じ店には一度も行かなかったのである。びっくり寿司のようなチェーン店でも、場所を永福町、恵比寿、自由が丘と変えていた。これが自分で自分の首をしめてしまった。

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それもこれも今となっては既にイイ思い出である。後は映画『スーパーサイズ・ミー』の大ヒットを願うだけである。とにかくこれで明日の朝は思いっきりビッグマックが食べられる。あっ! 朝メニューしかない。じゃ、シロップたっぷりのパンケーキを食べることにしよう。9,232円もあれば、20人分は食べられるはずである。

企画をしてくださった浜田編集長、いつもアップ作業をしてくれた編集部の曽山さん、サポートしてくださった皆様、一緒に食べてくださった皆様、コメントを寄せてくださった皆様、そして読んでくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。もう一度、言っておきますね。よい子のみんなはマネしないでね。

使ったお金:0円
残金&原稿料:9,232円

Posted by at 11:58 PM | コメント (17) | トラックバック (35)
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30日目(2食目…のべ89食目)

残り1食!!

30-2.jpg稲荷寿司で知られる「おつな寿司」でテイクアウト用の寿司を買っていると、つんつんとつつく人が居る。「やっぱりイシコさんだ。イシコさんに似た人だなぁと思って見てたら、寿司を買っているから間違いないって思ったんですよ」とカメラマンの井島氏であった。今回の企画始まって依頼、初めて買っているところを見られた。本当にやっているという事の証言者が増えることはいいことである。

坂口憲二写真集などから某大企業カレンダーの自然写真まで、最近、大活躍の井島氏とは、いつか一緒に旅に行って僕が紀行文を書き、彼に写真を撮ってもらいたいなぁと思っている。もっとゆっくり話したかったのだが僕は路上駐車していたので、「また今度〜」と言って車に戻った。この一ヶ月、車の中で運転をしながら寿司を食べる事も何気に多かった気がする。

信号の待ち時間。ふたを開け、「後2食」とつぶやいた。いつしか口笛を吹いていた。しかし、以前のようにうまく吹けない。これも寿司のせいか。恐るべし寿司生活。それでは、この1ヶ月でイシコ的に変わったと思う事を羅列してみる。


1:頭がボーッとする。
理由:これは、スパーロックのまねをして、出来る限り運動しないようにしていたので、単なる運動不足である。

2:パーティーのような場所で、かなり人見知りなイシコが以前よりしゃべれるようになった。
理由:これは、「スーパーサイズミー寿司編」の事を話せば、多少は話が続くからである。

3:テレビをよく見た。
理由:これは風邪がなかなか直らず、家で気力があまりないので、テレビをだらだら見ながら寝ていたからである。そのおかげで人と「世間話:というものが少しだけできるようになった。

4:夜更かしができるようになった。
理由:22時には眠くなり、朝6時に起きるというおじいちゃんのような生活のイシコだったが、朝6時から寿司が食べられる環境は、自宅ではなかなか難しく、結局、朝食が昼近くになり、夕食が、22時を過ぎることが多くなり自然に夜更かしになった。もちろん、スパーロック監督の方が大変だとは思うが唯一、うらやましいと思ったのは、マクドナルドは早朝からやっているということであった。

5:タイピングが早くなった。
理由:1日に3回も食事の記録をしていたら、誰でも早くなるはずである。

どれもこれも「寿司食」とは関係ないことばかりである。そうそう、口笛は歯医者で今、噛み合わせをかなり綿密に直しているからであろう。やはり、これも寿司とは関係なさそうである。

使ったお金:810円
残金&原稿料:9,232円

Posted by at 03:49 PM | コメント (2) | トラックバック (1)
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30日目(1食目…のべ88食目)

残り2食!!

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いやはや最終日である。まだ行っていない店を考えてみると食べ放題の寿司屋とデパートの上の寿司屋というものが浮かんだ。昨日の夕方までは食べ放題を考え、スパーロック監督のように華々しく終わろうと思い、ホワイトマンのメーリングリストで一緒に食べてくれる人募集と呼びかけまでしてしまった。しかし、朝、起きてみると、やはり精神的に、かなり参っているので、食べ放題などとんでもないと思ってしまった。

そして、「シネマカフェ編集部で最後を迎えなくてはいけないので、止めました。自分から言っておいてごめんなさ〜い!」と嘘をついてキャンセルした。

そこで、もう一つ行っていないデパートの上の寿司屋に行く事にした。新宿は小田急百貨店の上にある「福助」。入ってみると確実に違うのは客層である。50代から60代くらいの世代の初老の上品なおばさま達ばかりである。きっと朝日新聞の読者だろう。根拠は全くないけど。「おまかせにぎり」を頼み、カウンターの板前さん越しに見える外の風景を見ていたら、子供の頃のことを思い出した。

物心がついて、初めて外食で寿司屋に行ったのは、母親の葵ちゃんとデパートの上だった気がする。それも名古屋の松坂屋だったと思う。僕の実家に近い新岐阜百貨店ではなかったはずである。名古屋に行くということは、当時、まだ存命だった熱狂的な中日ドラゴンズファンの父と名古屋球場に行く以外はなかったのだから、やはり寿司=特別なイベントだったのかもしれない。そういえば、いつも名古屋球場に持って行っていた食事は、名古屋駅の地下で買ったマクドナルドのハンバーガーだった。岐阜県にはなかったので、このハンバーガーという食べ物を僕はすごく楽しみにしていた。父親はハンバーガー、母親は寿司と意味合いは違うが、ある意味、現代の日本の昼ご飯を象徴しているような感じだった。

「おまかせにぎり」が目の前に出された。写真を撮りながら、ケースの中のまぐろなどの魚介類を見ながら、いったいどれくらいのネタをこの一ヶ月で身体の中に取り入れたのだろうと思い、子供の頃の思い出もリンクして、何故だか目頭が熱くなった。ふと「あいつなんで寿司を撮って泣いてるんだ」と言われたら困ると思い、ビールを頼んだ。ビールを飲めば、目が充血する。これで大丈夫である。あ〜、今日、車だった。というわけで僕は今、その下の階の喫茶店でコーヒーを飲み、酔いをさましながら、これを書いているわけである。

使ったお金:3,517円
残金&原稿料:10,042円

Posted by at 11:25 AM | コメント (0) | トラックバック (7)
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December 16, 2004
29日目(3食目…のべ87食目)

残り3食!!

29-3.jpg15年程つきあっている彼女の話である。突っ込みどころ満載なのはわかっているが、本日は寿司の話である。僕がメチャクチャ寿司好きにも関わらず、15年間、彼女と一緒に一度も寿司屋に行った事がない。理由は明白で彼女が生魚を、あまり好きではないからである。

「スーパーサイズミー寿司編」を期に、せっかくだから今日は寿司屋に行こうと盛り上がっていた。とはいえ寿司屋に行って、「たまごとかっぱ、たまにいくら」というのも、何だかなぁと話しているうちに、ふと二人で思った。別にこの企画が終わって、イシコがつまみも頼めるようになってから行った方が楽しいよねと。

結局、芝居を見終えた後、創作料理屋「どっと」に行く。ここの名物「フォアグラ寿司」と「カルフォルニアロール」を食べながら、オリオンビールやら熊本の牛乳焼酎やら飲んでいた。飲みながら、二人はふと思った。元々は、この企画があったから寿司屋に行こうと盛り上がったわけである。というわけで、2人で寿司屋に行く日は幻となりそうである。

使ったお金:5,427円
残金&原稿料:13,559円

Posted by at 10:22 PM | コメント (0) | トラックバック (2)
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29日目(2食目…のべ86食目)

残り4食!!

下北沢で「ペテカン」の芝居を2本続けて見ようとしている。今は1本目を見終えた所である。今回、男性バージョン、女性バージョンとほぼ同じ脚本での公演なので、続けて見てみようと思っている。男性バージョンには、仲のいい、そとばこまちの俳優福山氏が出ていた。彼の普段の生活と変わらぬ、相変わらず大きな演技に安心する。

終演後、「また夜の公演に来るからいいや」と思い、みんなに挨拶をしないで寿司を食べに行く。中途半端な時間なので回転寿司ぐらいしか開いていない。駅前の「元祖寿司」という回転寿司に入る。「元祖焼鯖寿司」とか「元祖稲荷寿司」なら分かるが、「元祖寿司」である。それも店の名前なのだから文句のつけようがない。そういえば、沖縄の酒「泡盛」は、ラベルに「元祖」や「本場」とついていることが多い。「泡盛」という商標は実は鹿児島県が持っているらしい。

29-2.jpg以前、「イカ」を食べる事が多いと書いたが、ここに来て「コハダ」の方が確実に多くなっている。いつしか「イカ」をそんなに食べていないかもとふと思い、「イカ」に手を伸ばし、「ご無沙汰です」と心の中で声をかける。この店の話に戻るが、TBSのある番組によると、マグロが日本一安い店なのだそうだ。お財布も既に寒くなってきているので、こういった店はありがたいものである。いつもは会計で「ごちそうさま」というのに「ありがとう」と言っていた。

そして、このレポートは回転寿司のすぐそばにある「マクドナルド」で書く。レジの前で「ビッグマック」の写真を見ながら、「もうすぐかぶりつくからね」と心の中でつぶやいて、アイスコーヒーを頼む。芝居を見たからか分からないが、何か全ての動きと気持ちの動きが芝居っぽい気がする。ホント影響を受けやすい生き物である。

使ったお金:756円
残金&原稿料:18,986円

Posted by at 07:12 PM | コメント (4) | トラックバック (4)
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