
「死ぬ程、好きな物を食べられるんだけど、どうする?」と言われたら、あなたならどうするだろうか? 余程の理由がない限り、断る理由はないと思う。僕の大好きな寿司が好きなだけ食べられるのである。これから1ヶ月90食、寿司を食べるのである。食べまくると言った方がいいかもしれない。
記念すべき第1回目は迷ったが築地市場にやってきた。朝、少し遅めの時間だったので、既に築地場内ではなく場外が観光客で賑やかである。ふと店を決めかねた。築地論なるものも何人かから聞いたが、その店を選ぶと選ばなかった店について「何で俺が教えてやった店に行かないんだ」と飲み屋で怒られるのも嫌である。というわけで最初は自分の目で観光客気分で探すことにした。
とはいえ、最初の店である。はずしたくはない。客の入っていない寿司屋は、やはり心理的によくない。そういえば生まれてこれまで回転寿司以外の寿司屋に並んだことがない。並んでいる寿司屋に行くことにした。そして、記念すべき1回目の祝杯ビールを飲みながら、10カン食べるのであった。寿司の詳細については、これから嫌というほど書き続けるであろうから、今日はあえて書かない。
ビールを飲みながら、ふと間違いに気がついた。「好きな物が食べられる」と「好きな物を食べ続ける」は明らかに違うということ。そして、もう一つこの企画は「好きな物を食べ続けなければならない」ということである。
以下はその日の朝の体重と使ったお金、一番下は今回の寿司代としていただいた20万円の残金である。ちなみにその20万円の中には原稿料も含まれている。
体重:71.4キロ
使ったお金:1,960円
残金&原稿料:198,040円