30代を過ぎたホワイトマンや関係者で先生をお呼びしてHIPHOPを習い始めて約2ヶ月になる。みんなダンスとは無縁の人生を送ってきた人達ばかりである。鏡に映る自分の踊る姿は、相変わらず変な生き物がうごめいているようにしか見えないが、踊ることがこんなに楽しいとは思わなかった。約2時間たっぷり汗をかき、その後、みんなで新宿へ飲みに行く。

しかし、僕は寿司しか食べられない。新宿駅西口の和風居酒屋「嵯峨野」に行き、受講生の中で唯一、20代の講談社に勤める木村氏が寿司があるかどうかを聞きに行く。「寿司しか食べられない人がいるんです。何とかできないでしょうか?」と聞いているのだが、僕には「変人がいるんです。でも、私たちはここで食べたいのです。何とかできないでしょうか?」と言っているようにしか聞こえなかった。こうしてメニューに握り寿司はないのだが、特別に作っていただくことになった。「嵯峨野」さん、ありがとうございました。
「これで私達の役目は終わったわ」とでも言うように、みんなは石狩鍋やら焼うどんやら頼みたい放題。普段、食にあまり興味のないヴォイストレーナーの石崎氏が、隣で「うわっ! この焼きうどん美味しい」などと言い放つ。石狩鍋の立ち上る湯気の中、特別に作っていただいた握りをつまみに静岡の日本酒「初亀」を飲むイシコであった。
使ったお金:1,905円(いくら僕しか酒を飲んでいないにしても安過ぎないか? 間違っていないのだろうか? 嬉しい間違いだが…)
残金&原稿料:175,448円