スパーロック監督のように血液検査をすることにした。ただ、医師をつける予算もないので献血に行く事にした。この企画が終わった時は病院で血液検査をしようと思っている。意外に僕は献血センターが好きである。少し昼寝をしたい時など、年に2度程は立ち寄る。血を抜かれるとほんわかして眠くなるのである。よい子のみんなはこんな事で献血を利用しないように。
初めて献血をしたのは25歳ぐらいだったと思う。茨城県はつくば市をブラブラしていたら、献血すると映画『陽のあたる教室』のチケットをくれると言われた。血を売って映画を見るなんて、なんて僕は映画を愛しているんだと自己陶酔しながら初めての献血を受けたのである。そして、右手で綿を押さえながら、リチャード・ドレイファスの演技に涙したのだ。
以来、献血を定期的に受けている。「朝ご飯は食べましたか?」の質問に、思わず、「石狩寿司です」と答えそうになってしまう。そして、今年、行った国のスウェーデン、インドネシア、モンゴルを書くとそれぞれどれくらいの期間行っていたのか、マラリアの危険性はないかなどを先生は専用の地図で調べていく。そして無事、献血に入る。
僕は血液が人より多いそうである。高校の時の血液検査で僕は、検査用に耳を少し針で刺しただけなのに、「ぴゅ〜」と弧を描いて血が吹き出した。「君は血が多いから注意しなさい!」と先生は僕の耳を押さえながら言ったのを覚えている。未だに何に注意すればいいのかはわからないが、今日も、ガンガン血は外に出ていった。誰かの役に立ちますように。念のため、言っておきます。血が多いのであって、血の気が多いわけではありません。