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November 25, 2004
8日目(1食目…のべ22食目)

sushi1125_1.jpg朝、「散歩の達人」副編集長の山口氏と散歩企画で表参道を闊歩する。「「八竹」で買って、明治神宮の穴場の公園で食べましょう!」と行ってみるのだが、何と休みである。結局、朝ご飯抜きで散歩を済ませ、最後はベロタクシー(自転車のタクシー)を乗り継いで、六本木ヒルズまで行く。先日、六本木ヒルズに寿司屋が見当たらなかったと書いたが大嘘であったのだ。実は4件もある。インフォメーションのお姉さんに聞いたので間違いないと思う。そのときにお姉さんは言った。「この寿司屋は1カン1000円です!」。

その一言で決めた。「すきや橋 次郎」である。寿司好きも鮨好きも鮓好きにも知られている有名店である。山口氏が、「マジで「次郎」行くんですか? ヤバイですよ。メチャクチャ緊張しちゃいますよ」と言われたが、今後、一人で行く勇気はない。知識が豊富な山口氏が一緒だったらどんなに心強い事か。

思い切って入ってみる。普通に街で会ったら、「矢沢永吉のファンですか?」と聞いてしまいそうな髪型の大将がカウンターの中に居た。僕らが座ったときから調理場に居る職人に怒っている。僕らは彼が怒る度に背筋を伸ばし、唾を飲み込むかわりにエビスのビールを飲み込むのであった。僕と山口氏の隣に座った方は、どこかで見た事のある人だが思い出せない。ただ、その大将がずっと「先生」と呼んでいた。

鮨はメチャクチャウマかった。スモーク鰹の握り。何とも言えない藁の香りがたまらない。エビも僕らが注文してから、生きているエビを茹で、あたたかいまま握りにしてくれる。エビの甘さがふんわり口の中に広がる。玉子かけご飯のような味のするイクラもたまらない。しかし、大将は最後まで「先生」とゴルフの話をしていた。

もちろん、鮨の写真など怖くて撮れる訳もなく、会計をさっさと済ませて僕らは外に出た。店を出ると、おばさん4人組とガイドのお姉さんが立って「次郎」の外観を見ていた。六本木ヒルズガイドツアーのようである。そんな物がある事自体、知らなかった。「こちらは名店数寄屋橋「次郎」でございます。ランチはおまかせで15,000円となっております。ちなみに現金払いのみでございます」とガイドのお姉さんが言った。思わず、「はい。今、カードで払おうとして断られたので間違いありません」と言いそうになるイシコであった。

使ったお金:16,000円
残金&原稿料:139,046円

Posted by at 02:21 PM
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