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December 17, 2004
30日目(1食目…のべ88食目)

残り2食!!

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いやはや最終日である。まだ行っていない店を考えてみると食べ放題の寿司屋とデパートの上の寿司屋というものが浮かんだ。昨日の夕方までは食べ放題を考え、スパーロック監督のように華々しく終わろうと思い、ホワイトマンのメーリングリストで一緒に食べてくれる人募集と呼びかけまでしてしまった。しかし、朝、起きてみると、やはり精神的に、かなり参っているので、食べ放題などとんでもないと思ってしまった。

そして、「シネマカフェ編集部で最後を迎えなくてはいけないので、止めました。自分から言っておいてごめんなさ〜い!」と嘘をついてキャンセルした。

そこで、もう一つ行っていないデパートの上の寿司屋に行く事にした。新宿は小田急百貨店の上にある「福助」。入ってみると確実に違うのは客層である。50代から60代くらいの世代の初老の上品なおばさま達ばかりである。きっと朝日新聞の読者だろう。根拠は全くないけど。「おまかせにぎり」を頼み、カウンターの板前さん越しに見える外の風景を見ていたら、子供の頃のことを思い出した。

物心がついて、初めて外食で寿司屋に行ったのは、母親の葵ちゃんとデパートの上だった気がする。それも名古屋の松坂屋だったと思う。僕の実家に近い新岐阜百貨店ではなかったはずである。名古屋に行くということは、当時、まだ存命だった熱狂的な中日ドラゴンズファンの父と名古屋球場に行く以外はなかったのだから、やはり寿司=特別なイベントだったのかもしれない。そういえば、いつも名古屋球場に持って行っていた食事は、名古屋駅の地下で買ったマクドナルドのハンバーガーだった。岐阜県にはなかったので、このハンバーガーという食べ物を僕はすごく楽しみにしていた。父親はハンバーガー、母親は寿司と意味合いは違うが、ある意味、現代の日本の昼ご飯を象徴しているような感じだった。

「おまかせにぎり」が目の前に出された。写真を撮りながら、ケースの中のまぐろなどの魚介類を見ながら、いったいどれくらいのネタをこの一ヶ月で身体の中に取り入れたのだろうと思い、子供の頃の思い出もリンクして、何故だか目頭が熱くなった。ふと「あいつなんで寿司を撮って泣いてるんだ」と言われたら困ると思い、ビールを頼んだ。ビールを飲めば、目が充血する。これで大丈夫である。あ〜、今日、車だった。というわけで僕は今、その下の階の喫茶店でコーヒーを飲み、酔いをさましながら、これを書いているわけである。

使ったお金:3,517円
残金&原稿料:10,042円

Posted by at 11:25 AM
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