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サイドウェイ
ワイングラスを傾けながら楽しみたい“大人のための休日映画” 販売商品について
映画『サイドウェイ』紹介
ビギナーのためのワイン講座
ワインと映画の美味しい関係 スペシャルブログ開設中
人生のピークを過ぎた大人たちが訪れる、“人生の寄り道” 4人の演技派キャストが生み出した愛すべきキャラクターたち
個性派俳優が演じたワインオタクのダメ男
マイルス(ポール・ジアマッティ

2年前の離婚のショックから立ち直れない、おくての国語教師マイルス。作家志望で、処女作が正式に出版されるかどうか、出版社からの返事をいらいらしながら待っている。そんな折、学生時代の親友ジャックが結婚することに。1週間後の式を前に、2人でワイン&ゴルフ三昧の旅行へ出るが…。

マイルスを演じるポール・ジアマッティは、作品規模の大小、ジャンルに関わらず大活躍する個性派俳優。高い評価を得た『アメリカン・スプレンダー』での演技が印象深いが、『交渉人』『プライベート・ライアン』『トゥルーマン・ショー』『PLANET OF THE APES 猿の惑星』など、大作系への出演も多い。1967年6月6日、ニューヨーク生まれ。
役柄同様、本作で一躍アカデミー賞候補になったTV俳優
ジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ

ドラマにレギュラー出演しているジャックは、やや落ち目とはいえ、れっきとしたTVスター。知名度と軽いトークを武器にするプレイボーイ。とうとう年貢の納め時と、裕福なアルメニア人の不動産屋の娘と結婚を決意するが、1週間の旅行をこれ幸いと、独身最後のナンパ三昧を楽しみに…。

笑いを振りまくトラブルメーカーのプレイボーイ、ジャック役で、2004年アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたトーマス・ヘイデン・チャーチ。役柄同様、TV俳優としてのキャリアを持つ。ブレンダン・フレイザー主演映画『ジャングル・ジョージ』の悪役としても知られ、その他の出演作には、『スコーピオン』『フリーマネー』など。映画俳優としては、本作で一気に注目を浴びることとなった。1961年6月17日、テキサス生まれ。
大人の魅力で映画業界に返り咲いたベテラン女優
マヤ(ヴァージニア・マドセン

旅の途中で、マイルスとジャックが訪れる、マイルス行きつけのワインレストランで働くマヤ。園芸学の学位をとるべく、大学に通う勉強家でもある。マイルスは、ワインの知識も豊富で美しい彼女に思いを寄せているのだが、既婚者だとあきらめる。だが、実は離婚したばかりだと判明し…。

成熟した大人の魅力を見せるマヤを演じたのは、1980年代にセクシー路線でファンを魅了したヴァージニア・マドセン。『砂の惑星』『レインメーカー』『キャンディマン』などに出演するが、作品に恵まれず低迷が続く。だが、絶賛された本作で2004年アカデミー賞助演女優賞にノミネート。見事な返り咲きが話題になった。1963年9月11日、シカゴ生まれ。
ジャックと恋に落ちる彼女、実はペイン監督の奥様
ステファニー(サンドラ・オー)

マイルスとジャックが訪れるワイナリーで働いているステファニー。ジャックとすぐに意気投合。すぐに、家族ぐるみの付き合いがはじまるが、ジャックの秘密を知ってしまい…。

明るく奔放なステファニーを演じたサンドラ・オーは、韓国にルーツを持つ女優。カナダに生まれ、10歳で初舞台。1996年、アメリカのTVシリーズへの出演が決まり、ロサンゼルスに移り住む。以来、『ビーン』『ブルー・イグアナの夜』『フル・フロンタル』『トスカーナの休日』など、話題の作品に出演している。本作の監督、アレクサンダー・ペインはパートナー。1971年、カナダ生まれ。
美しい田園風景が広がるカリフォルニア、柔らかな映像を彩るジャズテイストの効いた大人の音楽に酔う
物語の舞台となっているのは、美しい田園風景が広がるカリフォルニア州サンタバーバラ。なかでも主な背景になっているのがサンタイネス、サンタマリアのワイナリーが集まるエリア。 サンタバーバラ市内からは車で45分ほどに位置する。ロサンゼルスはハリウッドからも2時間程度とそれほど遠くはないものの、映画の舞台になることのなかった地域だ。これまでにロケ地として使われたのは、1981年にジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングが共演した『郵便配達は二度ベルを鳴らす』のみという。のんびりとしたムードが魅力のこのエリアは、素朴な風景も魅力のひとつ。その風景を存分に生かすため、監督は、60〜70年代の映画に見られる、淡く柔らかで目に心地よい独特の色合いに作品を仕上げたという。

柔らかな映像を彩るのが、ジャズテイストの効いた粋なスコア。担当しているのは、アレキサンダー・ペインの全作品で音楽を手がけるロルフ・ケント。映像に程よくフィットする、60年〜70年代の音楽を楽しませてくれる。

また、劇中には、風車が目印のモーテル「ウィンドミル・イン」、ワインレストラン「ヒッチング・ポスト」、ワインショップもあるレストラン「ロス・オリヴォス カフェ&ワイン」、そして地元のワイナリーなど、実在のスポットが数々登場して、旅行気分を存分に味わわせてくれる。







切なくて、優しくて、シニカルで、ユーモラス。 大人の映画の名手、アレクサンダー・ペイン監督に注目!
日常の中の何気ないエピソードを、極上のヒューマンドラマへと昇華させる、ストリーテリングの名手アレクサンダー・ペイン監督。1961年2月10日、ネブラスカに生まれた彼は、スタンフォード大学で歴史とスペイン文学の学士号を受け、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)では映画製作の修士号を得たという秀才監督です。

映画デビューは1996年の『Citizen Ruth』。その後、『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』が学園コメディながら高い評価を獲得。その後、『アバウト・シュミット』で、名優ジャック・ニコルソンを主演に起用し、定年退職後の男の悲哀をペーソスあふれるタッチで映し出し、数々の賞を受賞。映画界での地位を確立しました。

『サイドウェイ』でも、おおげさな演出に頼らず、シンプルで洗練された手法のみを使い、誰にでも起こりうるようなハプニングやひょんな出会いをモチーフに、失望と希望が積み重なった人生を味わい深く表現しています。少しシニカルながら温かい視点で、人間模様は極上です。前編を通して見られる俳優たちの名演とそれを取り巻く抜群の雰囲気は、監督の人柄が生み出したものと証言するスタッフ&キャストは多いとか。「仲むつまじく温かい現場の雰囲気が、映像を通じて観客に伝わることを願っている」と、撮影中に話していたペイン監督ですが、その願いが達成されたことは、作品が受けた評価からもよくわかります。本作は、アカデミー賞作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞など、主要5部門にノミネートされ、脚色賞を受賞するなど、84もの映画賞に輝きました。


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